秋分の日

秋分の日

　秋分の日は、日本時間で、地球が秋分点を通過する日です。秋分の日は、年によって地球が楕円軌道を描いて太陽の周りを公転しているため、多少の進み遅れが発生することや、閏年の関係で変わります。このため、国立天文台が作成する暦象年表に基づき閣議で決定され、前年の２月１日に官報で発表されます。
　さて、木星も夕方の南西の空で輝いていますが、午後８時過ぎには地平線に沈んで行きます。今シーズンの木星も観測が困難な状態になってきました。一方、明け方の東の空には土星が見えてきました。
これからが、土星の観測シーズンに入ります。また、海王星、天王星についても観測好機なのですが、あまりにも小さく暗いため、私の望遠鏡を使っても小さな円盤にしか写りません。９月に入ってからの木星、土星、天王星を見てください。木星は高度が１５度以下の撮影となりました。