日食旅行1日目
日食旅行1日目
7月20日の午後、松山空港を飛び立ち中国の上海空港へ降り立った。聞いてはいたが、上海の空は霞がかかったようで、太陽の光がぼんやりとしていた。気温は高め、湿度も非常に高く、蒸し暑かった。エアバスの機内では、遅い昼食が出されたが、美味くなかった。鶏と魚の何れかの選択であったが、鶏にしてしまった。繊細な味では無く、出汁が良くないようだ。ほんの1時間40分のフライトであり、あっと言う間に上海までの1200kmの海を渡った。窓際に座った仲間は、上海空港の手前に大きな黄色の水に染まった揚子江を見たそうで、とても大きかったそうである。残念ながら、私は見えなかった。上海空港からは、ツアーのバス(あまり程度の良いバスではなかった)に乗り込み、抗州へと高速道路で向かった。途中のSAでトイレ休憩を摂り、飲み物を探したが、冷えている飲み物は殆ど無く、凍った飲み物は無かった。どうしてだろう、こんなに暑いのに?
抗州に到着し、中国の天文を趣味としている高校生(抗州高級中学:といっても、この夏、卒業したらしい)との懇親の場を持った。非常に熱心で、今回の日食に合わせて、冊子を作っており、頂戴することができた。太陽黒点の観測は、学校でやっているとのことで、持参した太陽フィルターを見せると良く知っていた。上海から高速道路を経由し、約3時間あまりの長旅であるが、決して高速道路の舗装は日本と比べて褒められない出来であった。
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