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2012年12月

2012年12月29日 (土)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_9928mhw800t  今朝の最低気温は、雨が降っていた昨日よりも5度近くも高かった。昨日は霙まじりの雨であったが。今朝は晴れている。南北両半球には黒点群が東縁から現れたものの、中央面付近には黒点群が見当たらない。西縁には小さな黒点群があるのみである。黒点群の活動が寂しいのはどうしてだろう。もうそろそろ極大期に入ってもよさおうであるが、依然として黒点活動が停滞したままである。白色光でも、Hα光でも太陽活動は活発でないように見える。Hα光での画像では、ダークフィラメントやプロミネンスの大きなものは見られず、黒点群がある場所のみ少しプラージュが出ている。今日から、年末年始の休みに入るが、明日は天候が崩れる予報となっている。少々寒くても、太陽の光が注ぐと気持ちも良いものである。星空は、満月近くであるため、面白くない正月かもしれない。S20121229800tDscn5374545360h800tImg_9928mhwc800Dscn5374545360hc800Dscn5374545360heDscn5374545360hw

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2012年12月24日 (月)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_9916mhw800t  昨日に引き続いて天気は荒れ模様である。南東の方向には常に雲が通過し、太陽付近はずっと曇っていた。なんとかはくしょく光は撮影したが、Hα光の撮影に手間取った。Hα光を撮影できたのは、午後2時を過ぎてしまった。白色光でも、Hα光でも、とてもシーイングが悪く、旨い具合に撮れない。昨日と黒点群の様子は変わらず、取り立てて変化の様子を記載する必要が無いくらいである。西縁に近づいた南半球の黒点群は、少し衰えたようである。北半球の黒点群は昨日と変わらない。Hα光でも、詳細は見えない。最高気温も上がらず、風も強い日で、ドームの中でも寒いくらいである。とにかく、ドームでの待機が長くて疲れた。クリスマス寒波が日本列島を覆い、この先少し冬型が弱まるが、年末から年始にかけては再度、寒波が予想されている。S20121224800tDscn5227530560h800tImg_9916mhwc800Dscn5227530560hc800

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2012年12月23日 (日)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_9893mhw800t  昨日からの雨が揚がって、今日は冬型の天気になるはずであったが、中途半端な冬型であり雲が多く、おおむね一日中を通して曇りや雨の天気となった。そんなに寒くはないが、少し青空が見えている中でも雨が降ってきた。なんとか、午前中に太陽を撮影することができたが、この午前中の1時間程度しか晴れず、昼過ぎから季節風が強くなって一気に気温が下がった。明日は、最高気温が5度との予報で、寒くなりそうである。久々の太陽面で、黒点群は小さな黒点群があるが、大きな群は見えない。北半球に1群と南半球に3群あるのみである。Hα光でも、そんなに活動的には見えず、黒点群の周りに少し明るいプラージュが見えているが、大きなダークフィラメントや、プロミネンスは小さなものばかりである。シーイングも良くないので、画像の解像度が悪い。S20121223800tDscn4903498256h800tImg_9893mhwc800Dscn4903498256hc800S20121223whr

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2012年12月16日 (日)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_9881mhw800t  日の出すぐに観測を始めたが、一向に太陽の前にある雲が、太陽の動きに呼応するように動いて太陽の光が射さない。ようやく晴れたのは、お昼近くになってからであった。気温は高く、15度近くまで上がった。数日前の5度と比べると10度も違う。これだけ、気温が違うと身も軽くなる。さて、太陽面であるが、東縁から新たな黒点群が現れた。西縁には黒点群が没しようとしている。中央面には黒点群は見えない。Hα光では、少し露出オーバーになってしまったので、コントラストが悪い画像であるが、プロミネンスやダークフィラメントが確認できる。黒点群の周りはプラージュが出ている。ビクセンの新品望遠鏡を組み立てて景色を覗いてみたが、なかなか良い望遠鏡であった。星空はどうだろう。久々に箱を開けて新しい望遠鏡を組み立てるのはウキウキしてしまう。もうだいぶ新しい望遠鏡を買っていないことに気づいた。S20121216800tImg_9881mhw800t_2Img_9881mhwc800Dscn4821490060hc800 

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2012年12月14日 (金)

双子座流星群

双子座流星群
Img_9927rrs  今朝、割合と天気が良かったので双子座流星群を見た。午前4時半過ぎから1時間程度であったが、西の空に傾いた双子座の辺りにカメラを向けた。1時間程度で、西の空には30個ほどの流星を見ることができたが、カメラの視野に捕らえることができたのは、3個であった。うす雲もあったり、暗い流星もあったので、こんなものかと思った。昔は、空が暗くてもっと見えたと記憶しているが、月明かりも無い状態で、この状態では寂しい限りである。双子座流星群は、毎年、ある程度の出現があり、3大流星群のひとつである。夏場のペルセウス座流星群も、あまり裏切らない出現が期待できる流星群のひとつであるが、夏場は、虫が多いのと、暑いので閉口する。双子座は、虫もいないのであるが、寒さに閉口する。しかし、流星が次々と見えてくると、寒さを忘れてしまう程になるから不思議である。来年は、本格的に一晩中見てみたい。Img_9972rrs_2Img_9928rrsImg_9935rrs 

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2012年12月 9日 (日)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_0547mhw800t_2  北風が時折突風のように吹いて、寒い日となった。気温も上がらず雲の多い天気であった。しかし、太陽の光が当たって、風が無い場所では、いくらか暖かい。太陽面は、シーイングがとても悪く、詳細な画像は得られなかった。北半球に3群、南半球には見あたらなかった。小さな黒点群ばかりで、特別な様子は見られない。今日も、Hα光で撮影をしてみたが、なぜか寝ぼけた画像しか得られない。シーイングも悪くてプロミネンスも見難い状況であった。こうも、天気が悪いと太陽の観測でさえ支障となる。明日も、気温が低い予報が出ており、ここしばらく冷蔵庫の中の方が暖かいのではないだろうか。S20121209800tImg_0547mhwc800

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2012年12月 6日 (木)

築地の寿司

築地の寿司
Img_9838rs  先日、築地の「魚河岸千両」という寿司屋に行った。昼間は店の中に乾物を売っているが、夜には乾物屋はシャッターを閉めている店である。間口も狭くて細長い寿司屋である。ここのお勧めは、「海鮮ひつまぶし」とネット上に出ていた。オーストラリアへ旅発つ前、と帰国してから立ち寄った。もしも航空機事故に遭ってしまったら寿司を食えないと思ったことと、築地の一般的な寿司の味を覚えて置きたかったためである。出発前は、にぎりを頂いた。しかも、大トロである。さすがに値段が張るので一貫だけにしたが、さすがに旨い。お勧めのにぎり、金目ダイの味噌汁を食べた。帰国してから、中トロ丼をいただいたが、なかなか旨い。なお、食べる時間がなかったので、「海鮮ひつまぶし」を食すことはできなかった。見た目も良いが、味も良かった。ただ、食べる場所は照明等や、店の内部の造りがもうひとつであり、落ち着かなかった。しかし、安く寿司を味わえる店である。Pb115785rsPb115784rsPb115786rsPb115793rsImg_9841rs

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2012年12月 5日 (水)

パームロイヤルホテル

パームロイヤルホテル
Img_9519rs  ケアンズのパームロイヤルホテルには2日間滞在したが、ほとんどこのホテルの部屋で寝ていない。というのも、皆既日食の前日に到着したものの、到着した日の夜24時にはホテルを出発し、皆既日食を観測後、ホテルに帰ってケアンズの街へ繰り出し、夕方には星空ツアーに出かけ、帰ってきてから、ホテルの近くで朝の4時まで星を見ていた。朝の7時には朝食を食べ8時にはホテルを後にケアンズ空港へ行くというスケジュールとなったためである。このため、ホテルライフは、荷物置場と、シャワーを浴びたに過ぎなかった。まあ、もったいないというか、目的が日食観測と星空観察であったので、仕方ない。ホテルの周りには、椰子の木が囲んでいて、ちょっと見は良い。中国と比べると断然良かった。冷房も良く効くが、少しうるさいかなと思った。ホテル内にはプールもあり、このホテルをベースとして、車があればあちこちと移動が簡単で便利であるため、暗い場所へ行って星を見るには良いと思った。このホテルはケアンズ市内ではあるが、ケアンズの街から歩く距離ではない。なお、椰子の木に寄生した変な植物を発見したが、名前は判らない。もう一度、ケアンズに訪れて星を見てみたい。Img_9633rsImg_9638rsPb156037rsPb156038sPb156039s

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2012年12月 4日 (火)

オーストラリで見た星

オーストラリアで見た星
S  オーストラリアのケアンズへ皆既日食を見に行ったが、皆既日食が終わって、翌日の帰国日の早朝近くまで時間があったので、見た星を掲載することにする。ツアーに参加したものの、食事時間や移動時間などで、ほとんど星空の撮影ができなかったのが残念であるが、日本では見ることのできない星と出会った。また、日本で見たことのある星であっても、南半球で見る星は、日本で見る星とは見え方が違っていた。その1番が、オリオン座であろう。日本では、オリオンの足元が地上に近いが、南半球では、逆さまとなって見えるため、なんとも不思議である。それと、日本では、南の空に少しの時間だけ見える、りゅこつ座のカノープスである。シリウスに次いで、2番目に明るい星であるが、日本では、地平線に少しだけ現れるため暗い星に見えてしまうが、南半球では、非常に明るく見えていた。そこから南の星であるが、大小マゼラン雲、ほ座のにせ十字、南十字座と、見ることができた。夜半前に、カノープスや大小マゼラン雲は見えたが、肝心の南十字座は地平線下であったため、星空ツアーから帰った後、ホテルの近くの空き地で待つこととした。しかし、時折雨の降る天気であり、うらめしく思いながらも、粘りに粘った。その甲斐もあり、午前2時ごろから、雲が切れ始めて「にせ十字」、ついには午前3時になって南十字座が見え始めて、とうとう午前4時ごろになって南十字座を見ることができ、写真に収めることができた。初めての大小マゼラン雲の姿は、誰の目にも天にかかった雲のように見えるし、小さな南十字座は、椰子の葉の上にちょこんと出たかわいらしい姿を見せてくれた。撮影した写真は、どれも満足できる写真では無いが、初めて見たという記念の写真である。まさしく、南の空への再々挑戦を近い将来考えている。Img_9660sImg_9668sImg_9683sImg_9742sImg_9662r9668s

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2012年12月 3日 (月)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_0503mhw800t  今朝の太陽面は、晴れてはいるものの地上付近のもやにより、透明度が悪い状況であった。しかし、太陽の高度も低くて太陽が少し歪んだ状況で写った。いよいよ平日での観測が難しくなってきた。大きな黒点群も無く、太陽面の状況は判る程度である。天気はめまぐるしく変わっているため、午後は曇って、夜には雨が降ってきた。明日の朝には晴れ間が出るとの予報であるが、どうだろう。なお、Hα光でも撮影してみたが、シーイングが悪くて寝ぼけた画像となったので、公開はしない。S20121203800tImg_0503mhwc800

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2012年12月 2日 (日)

アリ塚とワラビー

アリ塚とワラビー
Img_9658rss  皆既日食が終わった夜、ケアンズから星空と野生動物を見学するツアーに出かけた。途中で夕食を食べた後、レストランの中で手の上に乗ったトカゲを見た。青い舌をベロッと出すトカゲは少し気味が悪いが大変大人しく可愛くも見えた。レストランを後にしてマリーバ市内の途中で立ち寄ったアリ塚は、高さが2mほどもあるアリ塚であるが、オーストラリアにはもっと大きなアリ塚があるとガイドが言っていた。足で蹴ってみたが、びくともしないぐらいにアリ塚は硬かった。このアリ塚で見た星空は素晴らしかった。空と地上の境が判らないほどで、真っ暗な空には、大小マゼランがポッカリと浮かんでいるのが誰の目にも判るほどで、できれば、ここで星の写真を撮りたかったほどであった。アリ塚を後に、マリーバ市内を通過し、グラナイト渓谷に入った。なるほどここも暗いが、さっきのアリ塚の場所の方がもっと暗かった。グラナイト渓谷は、岩が露出した場所で、バスから降りると、夜にもかかわらずマリーバロックワラビーが近寄ってくる。良く見ると可愛らしいのであるが、適当にあしらって、私は夢中で星空の写真を撮った。大小マゼラン、木星からベテルギウス、リゲル、シリウスと、ここまでは日本でも見えるが、その先がカノープス、それから大小マゼランと続き、南極まで見える。滞在時間が少なかったのが残念であるが、もう一度、尋ねてみたい。なお、ここは、1年で300日ぐらいは晴れるそうである。暗い星空が羨ましい。地図を参照のこと。Pb146033rsImg_9681rsPhoto

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今日の太陽面

今日の太陽面
Img_0480mhw800t  起床した時は晴れていたものの、太陽観測を始めた途端、曇ってしまった。その後も、しばらく雲が覆っていたが少しうす雲になり、白色光でやっと、透明度の悪い中でかろうじて撮れた。その後は、完全に曇って、昼過ぎからは雨が落ちてきた。そんな一日であった。夜には少し晴れ間が出たが、気温はずいぶんと下がっている。さて、太陽面であるが、うす雲のせいで、コントラストも、シーイングも良くない画像となった。昨日とほぼ変わらず、Hα光も撮れなかったので太陽面の詳細な姿は見えない。明日は、晴れそうであるが、朝の気温はぐっと下がりそうとの予報が出ている。S20121202800tImg_0480mhwc800

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2012年12月 1日 (土)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_0430mhw800t  冬到来といった、西からの季節風が吹いて気温が上がらなかった。時折、時雨のような雨も降り出す始末で、大気の状態は不安定であった。日の沈むのも早く、昼を過ぎてからはあっと言う間に南西の空に太陽が落ちていった。今日の太陽面であるが、南半球の黒点群は、西没になる黒点群の他は、黒点群が見当たらない。北半球では、あまり発達はしていないが、3群の黒点群が見えている。Hα光でも、南半球の活動は弱まっているようで、ダークフィラメントは見えるものの、プロミネンスが5か所ほど出ている状況である。北半球には、黒点群があるので、プラージュやダークフィラメントが黒点群の周りに見えている。まあ、シーイングも悪くて詳細な画像とはならなかったが、全体の様子が判るS20121201800tDscn4516459560h800tImg_0430mhwc800Dscn4516459560hc800 Dscn4516459560heDscn4516459560hw

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