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2013年12月

2013年12月31日 (火)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3437mhw800t_2   いよいよ2013年も最後の日となった。朝から、予報とは裏腹に、太陽の光が注いだ。夕方近くまで、なんとか晴れてはいたが、夕方6時過ぎには雲ってしまった。正月の天候は、前半は比較的良いものの、後半は悪い予報が出ている。新月近くの期間で、しかも休みであるので、晴れて欲しいものである。今朝の最低気温は、あまり低くならず、日中も気温が上昇した。さて、太陽面であるが、北半球の黒点群が見えなくなった。昨日は、見えていたのであるが。南半球の黒点群も、東縁から、新たな黒点群は出てこない。少し寂しい状態になってきた。Hα光でも、南半球の東縁に、少し大きなプロミネンスはあるが、他は小さなものばかりである。白色光で見えなかったが、ほぼ中央面に近い赤道上に暗いダークフィラメントが見えている。明日は、遠征して星空を堪能することにしたい。S20131231800tDscn2494258772h800tImg_3437mhwc800Dscn2494258772hc800Dscn2494258772heDscn2494258772hw

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2013年12月29日 (日)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3420mhw800t_2  今朝の最低気温は、0度を下回り、氷点下となったようだ。昨晩というか、今朝の3時ごろまで屋外で星の写真を撮っていたので、そんなに冷えているとは思わなかったし、風も強かったのだがそんなに寒さは感じなかった。撮影の途中、水を張った盥の中の水が凍っていたので、寒いのだと思った。太陽観測を始めた時間には、南の空には、雪雲が出ていて、白色光はなんとか撮影できたが、Hα光での撮影は、しばらく待たなければならなかった。今日も、雪が時折降ってきて、空全体が黒い雲に覆われる時間が数回あった。今日、1日は、雪が降ったり、太陽が出たりと、目まぐるしく空が変わっってゆく日であった。さて、太陽面であるが、北半球には待望の黒点群が東縁から出てきた。小さい黒点群であるが、双極群のようである。南半球は、昨日と変わらず、4群の黒点群が見えている。Hα光では、プロミネンスは小さなものばかりで、非常に静かである。プラージュ、ダークフィラメントとも、大きなものは見えない。S20131229800tDscn2406249160h800tImg_3420mhwc800Dscn2406249160hc800Dscn2406249160heDscn2406249160hw 

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昨日の太陽面

昨日の太陽面
Img_3414mhw800t  雲が次々と出て、雪もちらつく日となった。太陽の光は午後になってから顔を出したが、長い時間、太陽の光が見えることは無かった。それでも、夕方近くになってやっと雲が少なくなり、夕方から夜半過ぎまで風が強かったが、空は晴れていた。さて、太陽面であるが、北半球には黒点群が見えない。南半球には昨週と同じように、黒点群が継続的に東縁から出てきている。大きな黒点群は見えないが、それなりに黒点群があって楽しめた。それにしても、今年は、暑くて長い夏が終わったと思った途端、寒気が降りてきて、冬となった。秋は、ほんの少しだけの期間であったように思う。S20131228800tImg_3414mhwc800

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2013年12月23日 (月)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3397mhw800t  今朝もまずまずの天気となった。昼過ぎには雲が広がり、夕方には雨も降ってきた。気温は低めであるが、風が無いので太陽の光があれば、暖かい陽気である。昨日も午後から雨が降ったり、曇った天気となったので、今日は晴れると思ったものの、期待は裏切られた。それにしても、天気が不安定である。さて、太陽面であるが、ほんとうに北半球には黒点群が見えなくなってしまった。南半球では、相変わらず東縁から黒点群が次々と出てくるので面白い。Hα光でも、北半球にはダークフィラメントもプラージュもほとんど見えない。南半球の西縁には、明るいプラージュが見え、東縁にも明るいプラージュが見え、撮影時には、北へ噴出すプロミネンスが目立ったが、20分後には、このプロミネンスも消えてしまった。S20131223800tDscn2245233073h800tImg_3397mhwc800Dscn2245233073hc800Dscn2245233073heDscn2245233073hw

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2013年12月22日 (日)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3384mhw800t  久々の太陽面撮影となった、先週の日曜日に撮影できたが、その後は日の出の時刻も遅いながら、早朝での天気も悪く、一昨日、昨日には雨や雪が降っていて風も強かった。今朝は、夜明け前は曇っていたが、太陽が山の端から昇って来る頃には、快晴となった。今日は冬至であり、一番、南に下がった場所から太陽が顔を出した。さて、太陽面であるが、北半球には西没する黒点群の他には、注意しないと判らない黒点群が中央面にあるだけで、非常に黒点群が少ない。一方、南半球には、次々と黒点群が連なっていて、賑やかである。また、白斑も見えている。Hα光では、プロミネンスは少ないが、北半球の西縁で少し大きなものが出ている。プラージュは、南半球の西縁近くにある黒点群に伴ったものが、明るく見えている。ダークフィラメントは、はっきりしない。年末年始の月明かりの影響がほとんど無いので、暗い場所でも行って、星空の撮影をしたいと計画中である。でも、天気はどうなのだろう。S20131222800tDscn2156224260h800tImg_3384mhwc800Dscn2156224260hc800Dscn2156224260heDscn2156224260hw

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2013年12月15日 (日)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3361mhw800t  今日も、日差しはあったが、風が強くて寒い日となった。最高気温も11度と、真冬の気温である。今朝も、ラブジョイ彗星を撮影しようと、午前4時過ぎに起きてはみたものの、雲が覆っていて、ラブジョイ彗星を見ることが出来なかった。高知や、徳島の南部では、快晴であるのに、瀬戸内では、雲が多い毎日である。もう少し冬型の天気が強まれば、毎日快晴になるのだが。ジェット気流の蛇行によって、気流も悪い状態が続いている。さて、太陽面であるが、昨日と変わらない状況である。南半球の赤道近くに、小さな黒点群が見えている。北半球には、少し大きな黒点群があり、これも、赤道付近に出現している。Hα光では、赤道帯に沿った太陽の活動領域は見られない。プロミネンスは、小さなものばかりである。ダークフィラメントは小さなものが見えるものの、大きなものは見られない。明日の朝も、ラブジョイ彗星を見てみようと思っているが、冬型の中途半端な状況では、曇りの可能性が高い。S20131215800tDscn2067215372h800tImg_3361mhwc800Dscn2067215372hc800Dscn2067215372heDscn2067215372hw

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2013年12月14日 (土)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3355mhw800t  ここのところ、天気が安定しない。冬型にはなっているが、中途半端であり、雲が多い日が続いている。昼間にも、突然の雨が降ったり、降った後には晴れたりとした天気である。昨日も、最低気温は0度近くまで下がった。今朝も最低気温は3度となったが、日中の最高気温は10度に満たなかった。どうも、瀬戸内の気候が変わってしまったのではないかと思ってしまう。太陽面では、北半球、南半球とも大きな黒点群は見えず、発達した黒点群もないようである。ほぼ、中央面に黒点群が集合しているようで、東縁には黒点群が見えない。雲が多く、Hα光での撮影はできなかった。明日も、晴れたり曇ったりの雲の多い天気予報が出ており、気温もあまり上がらないとのことである。S20131214800tImg_3355mhwc800

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2013年12月 9日 (月)

秋から冬の天の川

秋から冬の天の川
Img_2741rh800  徳島県の南部は、素晴らしい星空を見ることができる。人が少なく、冬場でもほとんど凍結することが無い場所で、自宅からは少し遠いが、行って見ると満足できる星空に出会える。黄道光も見えるし、天の川も冬とは言わず、秋の天の川へと続く景色は圧巻である。徳島市から南へ60kmあまり、美波町の南阿波サンラインにある千羽海崖である。トイレも、駐車場もあり、自動販売機の明かりはあるものの、展望台へ上がると、視界から外れる。南方向、東方向は、漁船が行き交うものの、漁船の明かりは、水平線下のアクセントになる。南方向には、小さい島があるので、それも良い。車の出入りは少ないが、できるだけ駐車場が見えない展望台の南端へ撮影場所を設けると良いだろう。昨日、撮影してきた画像を掲示するが、いずれも、補正をほとんどしない常態でも光の害の影響をほとんど受けない。アンドロメダ星雲、オリオン星雲などはもちろん、小さな双眼鏡で、星を探して行くのも楽しい。実際に、大きな星雲や星団は、すぐさま双眼鏡の視野に入ってくる。星図も持たず、小さな望遠鏡があれば、一晩中かかっても、多くの星を楽しめる。今回は、天の川を中心に撮影してきた。時間が足らず、何日かこの場所で星空を眺め、カメラに収めたい気分にもなってしまう。寒い季節ではあるが、寒さを忘れてしまうほど魅力的な場所である。Img_0092rh800008900902h800Img_2759r800

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2013年12月 8日 (日)

今朝のラブジョイ彗星

今朝のラブジョイ彗星
C_2013r1015401574r800_2   徳島県の南部へラブジョイ彗星を見に行ってきた。自宅から150km余りの距離であるが、徳島市からは、高速道路も無いので、ひたすら一般道を走る。約3時間の運転である。午後8時に自宅を出て、現地の到着は、午後11時過ぎである。機材の準備を終え、双眼鏡や肉眼で、あちこちの方向を見て自分の知っている星を探して楽しんだ。自宅とは比べ物のない光害が少なく、天の川も、秋の天の川から冬の天の川まで繋がっている。海も見張らせ、太平洋に面した場所であるため、水平線近くの星までくっきりである。前回のアイソン彗星撮影の際、大犬座のカノープスが沖合いに浮かぶ島の上を通過することを確認していたので、最初は、カノープスから始めた。双眼鏡を使うと、明るく見えるが、裸眼でさえ、水平線から少ししか昇っていないが、明るく見える。昨年のケアンズで見たカノープスには驚いたが、全天2位の明るさに納得した。午前3時半過ぎには、ラブジョイ彗星が見えてくるので、東北東の空に注視した。見える!!。冠座がすぐ近くにあるため、水平線の近くでも透明度が悪い状況であったが、双眼鏡を使うと容易く見えた。5時30分ごろには、肉眼でも彗星をかろうじて見ることができた。自宅では、双眼鏡でやっと見える程度かも。200mmの望遠レンズで、尾がはみ出すくらいに撮れたのが収穫であった。アイソン彗星も明るく見えて欲しかった。

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今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3343mhw800t  今朝、徳島県の南部から帰ってきた。ラブジョイ彗星を見るために、昨晩から徹夜での星見であった。やはり、透明度、光害とも、自宅とは比べものにならない。約3時間の車での移動で疲れた。このため、帰宅後、速攻で太陽の撮影を始めた。少し透明度は悪いが、シーイングは、まずまずであり、普通どおりの観測が行えた。太陽は、一段と南の方向から昇ってくるので、午前8時前の観測では、大気の影響をもろに受け、良像は得られない。さて、太陽面であるが、依然と北半球には黒点群が見られない。南半球だけの黒点活動の様相である。北半球の東縁に白斑が見えるので、黒点群になると嬉しいのであるが。Hα光では、南半球ばかりに目が行ってしまう。ダークフィラメントが南緯10度から20度にかけて連なって見えている。プロミネンスは、北半球にも見えてきた。活動領域は、少し大きめの黒点群付近がプラージュの明るい領域が多く見られる。明日も、朝の内は晴れの予報が出ているが、今は、雲っている。S20131208800tDscn1893189372h800tImg_3343mhwc800Dscn1893189372hc800Dscn1893189372heDscn1893189372hw

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2013年12月 7日 (土)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3337mhw800t  昨日は一日中、靄のかかったようであった。近くの山まで白くなっていて、PM2.5の濃度を見ると随分と上昇していた。今朝は、少し濃度が下がったようで、お昼ごろには通常の状態に戻ったみたいである。さて、太陽面であるが、南半球には次々と東縁から黒点群が出てくるが、北半球は黒点群が現われない。北半球の太陽活動が弱まっているのだろうか。Hα光でも、活動領域は、南半球しか見られず、静かな北半球である。プロミネンスも、南半球に偏っている。中央面付近を通過した黒点群の周りは、プラージュも明るく見えている。それにしても、PM2.5の襲来には困ったものである。冬になってきたので、少しは落ち着くのではと思ったが、どんどんと押し寄せてくるようで、夜空の美しさが失せてしまうのが残念である。東日本へは、広がっていないようである。S20131207800tDscn1804188972h800tImg_3337mhwc800Dscn1804188972hc800Dscn1804188972heDscn1804188972hw

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2013年12月 4日 (水)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3315mhw800t  今朝も透明度が低くく、太陽からの光が弱かった。日中も、寝ぼけたような空で、とても冬でも、秋でも無い春の季節の空であった。風も弱くて、比較的暖かな1日となった。北半球には黒点群が見えず、南半球には、6群ほどの黒点群が見え、10度から30度にかけて黒点群が広がっていた。なお、太陽の出現は、午前7時25分ほどで、撮影時刻でも、太陽高度は低く、太陽の画像が、歪んでいて、真円にはならなかった。出勤前の観測は、いよいよ厳しくなってきた。S20131204800tImg_3315mhwc800

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2013年12月 2日 (月)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3300mhw800t_2   透明度が低い朝であった。ネットで見ていると、どうもPM2.5が覆っているようで、この時間帯には当地の上空にあるようであった。もちろん、中国大陸は、非常に濃度が高いようである。太陽も、あまり眩しい状況でなく、早朝の星々も輝きが鈍かった。太陽面は、疎らな黒点群が南半球に見えるが、北半球には西縁近くに見える小さな黒点群だけであった。今朝も、ラブジョイ彗星の撮影をしてみたが、透明度が悪く、淡い部分が見えず、詳細な画像とはならなかった。S20131202800tImg_3300mhwc800

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2013年12月 1日 (日)

ラブジョイ彗星

ラブジョイ彗星
C_2013r1t  この彗星は、今年の9月に発見された彗星で、ラブジョイ(Lovejoy)彗星(C/2013 R1)という名前が付けられている。今朝のラブジョイ彗星は、うしかい座のγ星(セギヌス)と、うしかい座のβ星(ネカル)の間に、ぼんやりと彗星状の姿が見えた。肉眼では、少し無理があるが、双眼鏡では、良く見える。明け方なのに少し透明度が悪く、時折、うす雲が通過するものの、はっきりと彗星であることが判る。上方に短いが尾が少し見える。明日の朝は、β星に接近するので、見つけやすいだろう。200mmの望遠レンズを使って撮影したが、もう少し焦点距離の長いレンズで撮れば良かった。薄命が始まったかと思う時刻に細い月が出てきた。美しい光景である。その後、土星も出てきて空が明るくなった。アイソン彗星が生き残ってはいるもの、明るい姿では、見えない状態になったので、来年の年賀状をどうするか思案中である。明日の朝、ラブジョイ彗星を長焦点で撮影してみて、素晴らしい尾が撮れれば良いのだが。アイソンがダメでも、ラブジョイかな?C_2013r1r_2

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今日の太陽面

今日の太陽面
Img_3293mhw800t  今朝は、早起きしてラブジョイ彗星を見ていた。うしかい座に見えていて、見える場所は、すぐに判った。アイソン彗星が、ほぼ消滅に近い状態で、明け方の東の空は、ラブジョイ彗星、土星が輝いていた。朝食を終え、太陽観測に取り掛かったものの、いつものように、南東の空は雲が滞留していて、しばらく待ちの状態になってしまった。いよいよ、朝の太陽観測は、限界になりつつある。最低気温も、5度を下回っていたので、寒い朝である。太陽も随分と南の方角から出るので、南中高度も低い。また。12月上旬は、日の入りも年間の中では、早くて日没時間も午後4時台で、あっと言う間に太陽も沈む。さて、太陽面であるが、北半球の赤道付近には、小さな黒点が出ている。その他、北半球には黒点群が見当たらない。南半球は、小さいながらも5群ほどの黒点群が見えている。赤道付近に黒点群が見えるのは、黒点活動が下り坂になる時である。また一方で、高緯度にも黒点群がだんだんと現われるようになる。極大期は過ぎたのであろうか。Hα光では、南半球の活動は普通に見えるが、北半球には、活動域が見えない。また、大きなプロミネンスも見えない。S20131201800tDscn1719180172h800tImg_3293mhwc800Dscn1719180172hc800Dscn1719180172heDscn1719180172hw

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