« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »

2017年10月

2017年10月31日 (火)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_7025mhw800t 今朝も晴れたが、透明度は改善しない。シーイングは、良くも悪くもない状態で、小さくなってしまった黒点群が、やっと判る程度である。太陽面は、北半球の黒点群のみになってしまった。南半球の黒点群は消滅してしまったのかも。他の場所には黒点群は見えない。Hα光では、南半球の高緯度にプロミネンスが目立つほか、南半球の西縁にも見えている。プラージュは、北半球の黒点群がある場所で明るい。ダークフィラメントは、南北の西縁近くに見えている。明日から11月であるが、今月は雨や曇りの影響で、僅か11日間の観測に留まった。過去を遡っても、これほど太陽観測ができなかった年は、記憶に無い。明日は、無黒点になるかも知れない。S20171031800t
2017103107h800tImg_7025mhwc800


2017103107hc800


2017103110e800
2017103111w800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月30日 (月)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_7022mhw800t 台風22号は、被害も少なく通り過ぎていった。雨は、先週の台風21号の雨によって早明浦ダムも貯水量が100%の回復となり、その後も雨の多い天気が続いて満水状態である。いかんせん、この2週連続の台風襲来により、田んぼは、池のようになっている。さて、太陽面であるが、今朝も透明度、シーイングとも悪い状態での観測となった。特に、Hα光の拡大画像では、シーイングの影響をもろに受け、ピントが判らない程であった。白色光では、北半球に1群、南半球に1群の黒点群ではあるが、南半球の黒点群は、衰退してしまった。Hα光では、南半球の高緯度、西縁にも比較的大きなプロミネンスが見えた。ダークフィラメントは、北半球に目立つものがある、プラージュは、北半球の黒点群の後方が明るく見えている。明日も、引き続き晴れの予報となっているが、透明度、シーイングの改善を期待したい。なお、先週末の月面Xは、雲に完全に隠れる前の雲を通してなんとか1枚の画像を得た。S20171030800t
2017103010h800tImg_7022mhwc800


2017103010hc800


2017103002e800
2017103006w800


20171027111959t

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月28日 (土)

昨日の太陽面

昨日の太陽面
Img_7005mhw800t 昨朝も、透明度は改善せず、時折雲が太陽面を通過する状況となった。やはり、台風の影響がでているのか、雲は東の方向から進んできて太陽を隠す。それでも、なんとか白色光とHα光を撮影することができた。太陽面には小さな黒点群が昨日と変わらず見えている。プロミネンスは、一昨日、北半球の東縁に見えていたものが、こちら側に回ってきたため、広がりが狭まった。ダークフィラメントは、南半球の黒点群の後方に見えるものが濃く残っているが、前方の方のダークフィラメントは淡くなった。プラージュは、一昨日と同様、北半球の黒点群付近が明るい。台風22号は、日本列島の南岸を東へ進んでいるようで、当地への最接近は、明日の午前から午後になりそうである。S20171027800t
2017102704h800tImg_7005mhwc800


2017102704hc800


2017102709e800
2017102707w800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月26日 (木)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_6995mhw800t 今朝も、透明度が悪く、太陽の光が弱くて秋の空とは言いがたい状態であった。昨日と同じく北半球に1群、南半球に1群の黒点群であった。もう少し大きな黒点群の出現を期待したいものである。Hα光では、昨日と同様、北半球の東縁にプロミネンスが目立った。ダークフィラメントは、南半球の黒点群を跨ぐように比較的濃いものが見える。プラージュは、北半球の黒点群付近が明るい。今朝の最低気温は、10度を下回ったものの、日中は、太陽の日差しもあって、最高気温は20度近くまで上昇した。太陽の南中高度もだいぶ低くなり、日没も随分と早くなってしまった。明日も、引き続き晴れの予報であるが、透明度が改善することを期待したい。S20171026800t
2017106510h800tImg_6995mhwc800


2017106510hc800


2017106504e800
2017106503w800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月25日 (水)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_6991mhw800t 今朝の空は、一昨日に台風が去ったものの、とても透明度が悪い状況であった。昨日は曇りのため太陽観測ができなかったので、今朝は期待したが、秋の空とは思えないものであった。太陽面は、北半球の東縁から新たな黒点群が出て来て、北半球に1群、南半球に1群の黒点群が見えた。いずれも小さい黒点群である。Hα光では、久々に、少しまともなプロミネンスが北半球の東縁に見えている。ダークフィラメントは、南半球に2群見える。プラージュは、黒点群の周りが明るい状態である。明日は、晴れの天気が予想されているものの、週末は新しい台風22号の影響がありそうで、もしかすると大荒れの天気になるかもしれない。なんという天気の悪さだろうか。S20171025800t
2017102506h800tImg_6991mhwc800


2017102506hc800


2017102510e800
2017102509w800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月23日 (月)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_6981mhw800t 長い長い秋雨前線の活動と台風21号の影響もあり、12日ぶりの太陽観測となった。それにしても、今年の9月10月の天気は異常であるとしか言えない。特に、10月に入ってからは、雨ばかりが降って、我家の田んぼは、池のようになってしまっている。最近は、夏が終わったと思ったら、秋はほとんど無く、冬が長い。冬が終わったと思ったら、今度は春がほとんど無く、夏になってしまっている。とにかく、季節は夏と冬しか無くなってしまったようだ。さて、久々の太陽面であるが、南半球の東縁から黒点群が出て来た。他の地域には黒点群は見えない。しかし、詳細な画像は、台風21号の影響もあって、極めてシーイングが悪く、酷い画像となってしまった。Hα画像では、4本のダークフィラメントが目立つが、プロミネンスはほとんど目立たない。プラージュは、黒点群の近くに少しだけ見えている。明日からは、しばらく晴れの予報が出ている。S20171023800t
2017102305h800tImg_6981mhwc800


2017102305hc800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月11日 (水)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_6975mhw800t 今朝は、昨日よりもさらに透明度が悪化した。日中は透明度が改善したようであるが、空に浮かぶ雲の輪郭がはっきりしない。やはり、まだ秋では無いような天気である。今日も、最高気温は29度となり、昨日と同様、もう少しで真夏日となるところであった。太陽面は、無黒点の状態が続いているので、ただのピンポン玉のようで、太陽らしさに欠ける。Hα光では、もう少し太陽活動が見えても良いような気がするが、目だったプロミネンス、ダークフィラメント、プラージュが見えない。明日から、予報どおり雨や曇りが続くようである。S20171011800t

2017101103h800tImg_6975mhwc800


2017101103hc800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月10日 (火)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_6968mhw800t 今朝も透明度の悪い状況であった。気温もこの季節にしては高く、まるで春のころのようである。日中の最高気温も29度となり、もう少しで真夏日になるところであった。先月発表されていた天気の長期予報では、晴れの天気が多いとは言っていたが、10月に入って天気は頗る悪い。田んぼもぬかるんでいるため、草刈りも思ったようにできない。さて、太陽面であるが、昨日と同様、太陽には黒点群が見えなかった。やはり、太陽には、いくらばかりかの黒点群が無いと面白くない。Hα光では、プロミネンス、プラージュ、ダークフィラメントとも目立たない。唯一、面白い形をしたプロミネンスが北半球の西縁に見える。形は人のような形であり、珍しい形である。明日も、晴れの予報が出ているが、朝晩は雲が多いようである。明後日以降は、またまた天気が悪い予報が出ている。S20171010800t
2017101011h800tImg_6968mhwc800


2017101011hc800


2017101004e800
2017101003w800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 9日 (月)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_6961mhw800t あまり透明度が良くない朝となった。晴れてはいるものの山々が白くぼやっとしている。暑くはないが、風もほとんど無く、日の光を受けると少し暑い。日中の最高気温は28度であり、夏日となった。太陽面は、昨日まで見えていた北半球の黒点群が完全に西没してしまったので、今日は無黒点となってしまった。黒点群が無い太陽は、白色光では、もはやただのノッペラボーでしかない。Hα光では、プロミネンス、ダークフィラメント、プラージュといったものが見えるが、黒点群が無い場合は、その模様でさえ精彩を欠いてしまって面白みに欠ける。北半球の東縁と西縁にプロミネンスが見えるが規模は小さく目立たない。GONG H-Alpha Network Monitorでも、黒点群は見えず、太陽活動も低いことが判る。S20171009800t
2017100905h800tImg_6961mhwc800


2017100905hc800


2017100910e800
2017100909w800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 8日 (日)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_6949mhw800t 久々の太陽観測となった。なんせ、先週日曜日に見て以来、曇りや雨の天気が続き、太陽からの光は、地上に届いていない。しかも、日の出時には、今朝も分厚い阻まれ午前10時前になってやっと太陽が見えた。この1週間の間に、ほとんどの黒点群が西没してしまい、北半球の1個だけがかろうじて西縁に見えたに過ぎなかった。後は、黒点群が全く見えない。最高気温は少し暑いぐらいの27度近くにまで達し、半袖でなければ気分が悪くなりそうであった。Hα画像では、光球面のほとんどが模様に乏しい太陽であった。南半球の西縁に、少し大きなプロミネンスが見える他は、小さなプロミネンスであり、ダークフィラメント、プラージュとも目立たない。明日も晴れの予報が出ているが、無黒点になるような気がする。S20171008800t
2017100811h800tImg_6949mhwc800


2017100811hc800


2017100807e800
2017100808w800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 4日 (水)

暦塚

暦塚
Img_7335rs 暦塚は、上野の不忍池の中にある弁天堂境内にある碑で、昭和58年(1983年)5月25日に除幕式が行われたようで、比較的新しい塚のようである。 また、暦塚の台座には、「暦塚」の題字が彫られており、時の首相である中曽根康弘氏によるものだそうである。この台座の上には、日時計の文字盤と地球儀を型どったブロンズが据えられているが、文字盤の外側には、この場所から、日本の都市や、島、山などの他、世界の都市の方向も書かれていた。人類にとって、時を知ることは、ずいぶんと昔からやってきたことであり、時を知ることで多くの行事を行うことができ、無くてはならないものであると思った。しばらく眺めたあと、この弁天堂の境内には、ほかにも眼鏡塚、ふぐ供養塔、鳥塚、など多くの碑があって面白い。Img_7339rs
Img_7336rsImg_7338rs_2


Img_7337rs

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 3日 (火)

ニコンミュージアム

ニコンミュージアム
Img_7515rs 昨日に引き続いて、天気が悪く太陽観測ができなかったため、今日は、品川にあるニコンミュージアムの紹介をしたい。ニコンは、カメラを始めとして、望遠鏡などの光学機器を製造している、日本のトップメーカーである。私も、ニコンのカメラを何台か持っており、今でも数台のカメラとレンズを今でも使っている。アメリカ日食でも、全天魚眼レンズを使うために持って行った。NewFM-2である。他にもF、F2、FEは動き続けている。東京在住の時には、新宿のサービスセンターで随分とお世話になった。品川は、新幹線の駅ができてから、インターシティができて、このインターシティ付近は随分と垢抜けた街となっているらしく、訪れてみた。このニコンミュージアムは、2015年10月17日にオープンしたようで、ニコン(日本光学)が創立した1917年以来の発展してきた様子を見ることができる博物館である。ビルの中に入ると、向かって左側に受付があり、その横を通って左に曲がった突き当たりにミュージアムの入り口となっていた。入ってすぐの所には、レンズの基となる光学ガラス材(石英ガラスのインゴット)の大きな塊が目に入る。大きい、素晴らしい透明度、このガラス材で、何個のレンズになるのかと想像してしまう。少し進むと、今回は、あの有名なダグラス・ダンカンの撮影した写真が展示されていたのが目に付いた。そこからは、ニコンのカメラの歴史とも言える歴代のカメラやレンズが展示されていた。もちろん、私の使っているカメラ、レンズがあり目で楽しむことができた。帰りには、ミュージアムショップで「ニコン羊羹」を買ってミュージアムを後にした。Img_7489rs
Img_7495rsImg_7497rs


Img_7499rs


Img_7500rsImg_7504rs


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 2日 (月)

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
Img_7351rs アメリカ日食から帰ってきて、そのまま家に帰ることができず東京で1泊し、翌日ぶらぶらと歩いて旧岩崎邸庭園へ行った。私が東京に居た頃は、この旧岩崎邸庭園は開園されておらず、近くを通りかかったことはあっても存在を知らなかった。上野の不忍池を歩いていると、旧岩崎邸庭園の案内看板があり、一目見ただけで、場所は判った。以前、国立科学博物館の村山先生とご一緒させていただいた東天紅(本格的な中国料理で有名)のすぐ近くにあり、東天紅の南の道を西へ少し行くと、旧岩崎邸庭園の角に辿り着け、旧岩崎邸庭園を見学することができた。旧岩崎邸庭園の入り口から、右に折れ、ゆったりとした上り坂を上がって行くと、左手に旧岩崎家住宅の洋館が見えた。まことに立派な洋館であり、朝の早い時間で、しかも平日であり、見学者は私1人であったため、その内部をゆっくりと見ることが出来た。建物の中は、当時としては、庶民とは完全にかけ離れた建物で、今で言うセントラルヒーティングが各部屋に設置されているのと、水洗式トイレ、外光をふんだんに取り入れるための大きな出窓、金箔を使ったレリーフの壁(金唐革紙)、天井の細工、装飾見事なタイル張りの廊下、その廊下の上の部分を支える柱、広いバルコニー、今から100年以上も前の1896年に建てられたそうである。また、洋館の南に広がる芝の庭もすばらしい眺めで、この洋館と庭のコントラストが最高であった。三菱財閥の岩崎家邸宅は、一度は見る価値があると思う。Img_7421rs
Img_7420rsImg_7364rs


Img_7365rs


Img_7380rsImg_7381rs


Img_7402rs


Img_7369rs

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年10月 1日 (日)

今日の太陽面

今日の太陽面
Img_6935mhw800t_2 今朝は、予報とは違って、早朝から曇っていた。薄雲の中、なんとか白色光、Hα光を撮影できたが、Hα光の拡大画像は、撮れなかった。午前9時前には完全に雲ってしまった。その後は、薄日は射すものの、夕方までずっと曇りが続いた。明日からしばらくの間、曇りや雨の予報となっており、この天気予報は当たると思われる。さて、太陽面は、昨日の太陽面とほとんど変わらず、北半球に1群、南半球に2群の黒点群が見えた。Hα光でも、ほとんど変化が無く、プロミネンスは依然として小さなものばかりである。ダークフィラメントは、北半球の東縁から少し進んだ所と、子午線を過ぎた辺りに南北に伸びるものが見える。S20171001800t
2017100103h800tImg_6935mhwc800


2017100103hc800

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »