江戸の超グラフィック
江戸の超グラフィック
高松松平家に伝わる博物図譜が香川県立ミュージアムで開催されていた。もう既に展覧会は終了しましたが、私も、先日香川県立ミュージアムへ行って見てきました。入場料は、大人1,000であるが、65歳以上は無料であった。悲しいかな、老人の仲間入りとなってしまった。鳥、草花、魚などの図鑑のようであるが、高松藩の5代藩主である松平頼恭の命を受けて18世紀の半ばに描かれたようである。江戸時代に描かれた図として素晴らしく精密な絵というより図である。繊細な線、質感は見るものがあった。銀箔、貝殻の粉などを使用することによって、色、立体感が表現されていて、私は2時間ほどかけて見た。写真撮影はNGで、展示物がとても暗くて単眼鏡でも持って行けばよかったと思った。NHKが、この博物図譜を4K、8Kで撮影した画像も流していたので、食い入るように見た。なお、この図譜を基に制作された図がたくさん存在するらしい。なお、頼恭が平賀源内に命令して作成されたとも言われている。
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