カテゴリー「文化・芸術」の記事

2017年10月 2日 (月)

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
Img_7351rs アメリカ日食から帰ってきて、そのまま家に帰ることができず東京で1泊し、翌日ぶらぶらと歩いて旧岩崎邸庭園へ行った。私が東京に居た頃は、この旧岩崎邸庭園は開園されておらず、近くを通りかかったことはあっても存在を知らなかった。上野の不忍池を歩いていると、旧岩崎邸庭園の案内看板があり、一目見ただけで、場所は判った。以前、国立科学博物館の村山先生とご一緒させていただいた東天紅(本格的な中国料理で有名)のすぐ近くにあり、東天紅の南の道を西へ少し行くと、旧岩崎邸庭園の角に辿り着け、旧岩崎邸庭園を見学することができた。旧岩崎邸庭園の入り口から、右に折れ、ゆったりとした上り坂を上がって行くと、左手に旧岩崎家住宅の洋館が見えた。まことに立派な洋館であり、朝の早い時間で、しかも平日であり、見学者は私1人であったため、その内部をゆっくりと見ることが出来た。建物の中は、当時としては、庶民とは完全にかけ離れた建物で、今で言うセントラルヒーティングが各部屋に設置されているのと、水洗式トイレ、外光をふんだんに取り入れるための大きな出窓、金箔を使ったレリーフの壁(金唐革紙)、天井の細工、装飾見事なタイル張りの廊下、その廊下の上の部分を支える柱、広いバルコニー、今から100年以上も前の1896年に建てられたそうである。また、洋館の南に広がる芝の庭もすばらしい眺めで、この洋館と庭のコントラストが最高であった。三菱財閥の岩崎家邸宅は、一度は見る価値があると思う。Img_7421rs
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2010年10月25日 (月)

閑谷学校その2

閑谷学校その2
Img_9496rs  江戸時代の前期に開かれたこの庶民のための学校は、岡山と兵庫の県境の山の中にある。今でも人里から遠く離れている場所にあり、何故、このような場所に学校が造られたのか不思議である。山の南斜面に造られているが、人里から隔離されたような場所であり、国道2号線からは、1里以上も離れている。建物は、今でも狂いが無いようであるらしいが、多くの人達の手によって造られ、350年近くも存在している。石塀についても、昨日も書いたが学校の周囲に765メートルにも及び、素晴らしい。また、ここには、中国の孔子廟にある櫂の木の種から育てた櫂の木があり、孔子にちなんで、閑谷学校では、「楷の木」を『学問の木』と呼ぶようになっている。国宝である講堂の屋根は備前焼であり、普通の黒い屋根瓦では無くて赤い。また、講堂の床は漆で仕上げられており、これまた良く光っていた。冬は寒いと思うが、夏は涼しいと感じた。Img_9479rsImg_9484rsImg_9485rsImg_9492rsImg_9520rs    

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2010年10月24日 (日)

閑谷学校その1

閑谷学校
Img_9464rs  昨日、今日と姫路科学館で第34回木星会議が開かれた。その前に、ちょこっとバイクで高松港から宇野港へと渡り、国道30号、国道2号と乗り継ぎ、岡山県の県境に近い閑谷学校へ訪れた。紅葉には少し早いが、秋真っ盛りの日で、多くの人が訪れていた。何故、こんなに人が多いのかと思ったら、なんと1年に2回しか無い釈菜(”せきさい”と読む)の日であり、よく判らないが、孔子の像を見ることができるとのことであった。運が良いのかも知れないと思い、孔子の像を仰いだ。篳篥、琴、太鼓等を打ち鳴らしていたためと、後から後から孔子像を見る人が続いていたので、孔子像をマジマジと見る間も無く写真を撮り、正装した人々の前の横を足早に通り抜けた。後から調べると、釈菜とは、孔子様をはじめとする儒教の先哲を先聖・先師として祭る際儀とあった。閑谷学校の入り口にある売店の人は、1年に3回と言っていたが、何かの聞き間違えだろうか?。前回訪れた時は、確か25年ぐらい前だったような気がする。この時は、釈菜の日では無かった。閑谷学校の塀は、切り込み接ぎ式の工法を使い、1701年(元禄14年)に完成した石の塀であるが、素晴らしい。また、閑谷学校は、岡山藩主の池田光政によって庶民のために作った学校であり、何故に庶民の教育のために創ったかの疑問があり、調べたところ、庶民は必ずしも長男が後継者とは限らないし、村役人として行政の末端に連なるには、それなりの教育が必要であったので、設置されたようである。資料館には、当時の時間割があり、代数学の時間も書いてあった。時間が無かったので、次回は、もっとゆっくり訪れてみようと思った。Img_9510rsImg_9519rsImg_9517rsImg_9502rs   

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