2009年9月23日 (水)

メテオプラザ

メテオプラザ
Img_0634s  境港からおおよそ15分で、島根県松江市の美保関にある隕石ミュージアムの「メテオプラザ」へ訪れた。とても立派な施設で、隕石以外にも温泉施設があるようだった。私はもちろん、美保関隕石を見た。温泉には入っていない。隕石ミュージアムは、美保関隕石の展示と「宇宙の誕生」というビデオが放映された。入場料は600円、僅か7分のビデオと隕石の展示(他の場所に落ちた隕石もあり)にいささか拍子抜けではあったが、贅沢な時間を過ごした。たった一人の入場者で、ビデオ放映と展示を楽しんだ。隕石のレプリカは自由に持つことができ、重いので注意して持ってくださいとの表示もあり、片手でひょいと持ち上げると、落としそうになった。重さは6.4㎏で、この場所から西の場所の民家の屋根を突き破って、畳の上に落ちたそうで、落下は1992年12月10日の夜9時ごろ秒速14㎞から15kmという速度で落下(激突)し、もう少しで、海上への落下を免れ、松本さんという家に落ちたとの記録があった。当時、村山先生や島先生が訪れ隕石の現場を調査し、スカンジウム44メタスターブルが検出されたということであった。もう少し多くの人が訪れないと、閉館の恐れも出てくるような気がした。Img_0612sImg_0620sImg_0624sImg_0626sImg_0631sImg_0636s      

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2009年9月10日 (木)

木星会議2009PART-3

木星会議2009PART-3
Img_9878s  木星会議2日目、いつものように、今シーズンの木星の状況についてOAA木・土星課長の堀川氏から解説がありました。小天体の衝突状況、SEBの淡化、NEBのリフト活動等の状況が良く判る解説でした。この後、惑星観測シンポジウムと題して3名の発表があり、まずトップで私の拙い「初心者のための惑星観測」、米山氏から「私の機材の紹介」、三品氏から「どうすれば、科学的な解析に耐えうる画像にできるか?」と題して惑星観測の初心者から、惑星観測のベテランまで楽しめる内容のお話しが聞けました。中でも、工夫した数々の機材を紹介された米山氏の話しは、大変参考になりました。また、三品氏の惑星画像の模様の測定について、時刻の精度を高めることが重要であること、注意しなければならないこととして、カラー合成した模様の位置精度の問題点を炙りだしてくれた話しには、なるほどと感心してしまいました。ひととおりの木星会議のメニューが終わり、田部氏から事務連絡があり、来年の木星会議のこと、惑星スケッチのデジタル化の状況および、世界木星会議の開催についての提案がありました。最後にロジャース博士からの挨拶と、月惑星研究会会長の平林氏から挨拶があり無事終了することができました。Img_9905sImg_135355_58664744_1Img_9926sImg_9982s     Img_9957s

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2009年9月 9日 (水)

木星会議2009PART-2

木星会議2009PART-2
Img_9820s  木星会議1日目終了後、新宿東口にある中村屋で懇親会を行いました。ここは、新宿駅から歩いて5分程ですので、夕方の暑い時間でしたが、それほど苦になりませんでした。冷たいビールと美味しい料理が待っているたのも原因だったのかも知れません。
昔からの仲間や初めて会った人々とロジャース博士も参加し、月惑星研究会の50周年を祝いました。皆で、乾杯の掛け声を”Good-Seeing”と言い乾杯しました。その後、創設時からのメンバーであり、会長の平林様、唐澤様から大昔のお話を楽しく聞くことができました。会員には、プロの天文学者も出ていますし、アマであるが惑星研究を精力的に行っている人、私のように、楽しみながら惑星を眺めている者もいますが、多くは熱心な惑星の虜になっている人の集まりです。とりわけ、話題となった木星への小天体の衝突や、7月の皆既日食の話を過去の話とし、次回のイースター島への皆既日食ツアーの話まで出てきました。ロジャース博士も、写真撮影に気軽に応じていただきロジャース博士との写真が残りました。博士のサインは、ノートと惑星観測に頂いたのですが、肝心のロジャース博士の本である「The Giant Planet Jupiter」に頂けなかったのが残念でした。中村屋での懇親会の時間もあっという間にお開きとなり、2次会へと突入するや、傍から見ると研究会と言う名の集団では無く、ただの酔っ払いの集団でしかなかったのではないでしょうか?
その後、午後11時前になり、お店のラストオーダー催促が出た所で、再度記念写真を撮ったことは言うまでもありません。
新宿駅からJR山手線に乗り、ホテルへは午後11時30分の到着でした。しかし、フィリピンのセブ島で撮影された阿久津さんの木星画像にはため息がでました。なんと良いシーイングの木星動画でした。皆でセブ島へ行こう!!Img_9859s_2Img_9792s_2Img_9798s_3Img_9800sImg_9802sImg_9804sImg_9842sImg_9875s             

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2009年9月 8日 (火)

木星会議2009 PART-1

木星会議2009 PART-1
Img_9971s  この前、東京の国立科学博物館新宿分館で木星会議が開催され、行ってきました。毎年恒例の行事ですが、今回は特別な会議でもありました。なんと言っても、英国から木星の大家であるロジャース博士(Dr J.H.Rogers)をお迎えして木星に見える赤い斑点等についてお話していただきました。ロジャース博士は、The Giant Planet Jupiterの著者で、私も博士の本を持っていて、少しづつですが本を開いて読んでいます。(まあ、見ている方が多いかも知れませんが?)講演の内容は、大赤斑(GRS)と3つの小さな赤い斑点、STZ白斑の(BA)、STrZのBabyRedSpot等についてでした。
とても判りやすく説明(もちろん英語)され、OAAの堀川氏が通訳をして解説してくれました。難しい部分ももちろんありましたが、ロジャース博士の話された内容は細かな部分は判らないこともありましたが、大筋の内容は理解することができました。
プロの方々の講演(JAXAの佐藤毅彦先生)や東北大学の院生の講演(難しい内容であった。)もあり、楽しい会議でした。また、今夏の話題であった、木星への小天体の衝突痕のこと、SEBの淡化やNEBのSTZの目玉暗斑についても解説がありました。
1日目の終了後、懇親会という名の酒宴を新宿「中村屋」で開催し、その後は2次会で夜遅くまで、木星の話題に花が咲きました。なお、会議の参加者は約90名程で、北は北海道から、南は九州、さらには海外からの参加も得て、さすが東京での開催だと思いました。Img_9702sImg_9758sImg_9763s Img_9772s     Img_9975s_2

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2009年8月26日 (水)

旧暦の七夕

旧暦の七夕
Photo  今日は旧暦の8月7日、つまり七夕である。先週の土曜日に三木町の奥山にある高仙へ星見に行ってきた。バーベキューパーティで腹を満たし、発泡酒を何本か飲み、望遠鏡や双眼鏡で星空散歩と洒落込んだ。夏の代表的な星座であるさそり座、射手座、白鳥座、鷲座、琴座はもちろん、マイナーな星座のこぎつね座、たて座、矢座、を始め、秋の星座であるアンドロメダ座、ペガスス座、三角座、ペルセウス座、やぎ座などにある多くの星雲や星団を暗い場所で見ると、ほんとに感動する。天の川の流れもはっきりと見えるし、明るい星から暗い星まで肉眼でも数え切れない程の星が降ってくるように見える。
こんな日に限って、何かを忘れてしまう。しかも、重要な物がほとんどである。空が曇ったり、雨が降りそうな日は殆ど忘れ物をしないから不思議である。この日も、カメラや望遠鏡、充分な電池と食料、および酒。しかし、肝心の望遠鏡を動かすモーターコントローラーを忘れてしまったため、星を止めた状態の星を写せなかった。しかた無いので、動かない程度の時間で撮影した画像をPCで合成してみた。不満足ではあるが、なんとか星や天の川は写った。七夕の星である、琴座のベガ(織女)、鷲座のアルタイル(牽牛)が天の川を挟んで輝いていた。また、やぎ座には、太陽系惑星最大の木星が煌々と輝いて見えた。次回は、忘れ物をしないよう心に誓った。・・・でも、なんか忘れそうな気がする。Photo_2Photo_3Photo_4   

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2009年8月12日 (水)

皆既日食時の空

皆既日食時の空
Img_9598s  7月22日の皆既日食時に、中国安吉のホテルから見た全天写真をアニメーションにしてみました。画面の右(方角では西)から、黒い影が迫り、その後だんだんと頭上を通過し、最後は画面の左側(方角では東)に黒い影が移って行く様子がなんとか判る。皆既中の様子を全天カメラで撮影しようと、フィルムカメラを持参したのは良かったが、肝心の皆既時には、月だけで無く、雲も太陽を隠してしまい、真っ暗闇となってしまった。ほんとうは、黒い太陽と太陽の周りに輝くコロナや明るい星などを見たかった。しかし、地平線近くは、赤い夕焼け状態になっていることと、近くのビルや街灯の明かりが点灯することが判る。花火もなんとか写っているようだが、残念無念であった。デジタル化するにあたって、旧式のCanonのフィルムスキャナで1コマずつスキャンを行ったが、スキャナが途中で止まったり、埃などがフィルムに付着したものだから、埃取りの修正に思わぬ時間を掛けてしまった。解像度は2720dpiではあるが、ピント調整もいい加減になってしまった。画像がデジタル化されれば、後は解像度を落とし、位置調整とウエッブアニメーターで画像を取り込みアニメーション化は慣れているので、時間は掛からなかった。高性能なスキャナが欲しい。
なお、全天の画像は、画面の上が北、下が南、右が西、左が東である。Img_9566s20090722rt 

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2009年8月 8日 (土)

木星の衝突痕-2

木星の衝突痕-2
20090807s  今朝、気になっていた木星の衝突痕を撮影した。衝突痕が正面に来たとき、シーイングが悪化したものの、なんとか衝突痕を撮影することができた。観測開始からほぼ4時間、大赤斑(GRS)の後方にある小天体の衝突痕が正面に向いた。観測開始時には、雲が木星や月を隠していたが、1時間程度で観測が可能な状態になった。木星の高度が高くなるにつれて良いシーイングになるかと思われたが、その後は、あまり改善しなかった。衝突痕は、8月5日の早朝と比べると淡く拡散したようにも見えた。実際、衝突痕を測定してみると前方に少し伸びた状態で、今朝8/7(UT)に衝突痕の緯度経度はII系で、195度-228度、-66度-62度の広がりであった。また、この衝突痕の画像から、小天体は、北(画像の下方)から木星の南(画像の上方)へ衝突したように見える。一方、木星面最大の模様である赤い楕円のGRSは、北側が白く縁どられている様子も判る。いつ見ても大きくは2本の縞模様が見える木星ではあるが、小さな部分で見ると、縞が途切れたり、無くなったり、白い斑点や黒い斑点が消えたり現れたりと、実にダイナミックな動きを見せる。今回の、小天体の衝突でも、木星模様を変化させている。だから、木星は見ていて面白い。なお、ほぼ4時間の画像をアニメーションにしてみた。J20090807t_2

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2009年8月 5日 (水)

木星の衝突痕

木星の衝突痕
J20090804b  先月19日、木星に小天体が衝突したようで、私の望遠鏡で初めて観測できた。今まで、天候が悪く、しかも皆既日食の観測のため、中国まで遠征していたため見ることができなかった。衝突痕と言えば、1994年のシューメーカーーレビュー第9彗星(SL-9)が衝突した時は衝撃の出来事だった。かの、渡部潤一先生が、予想したSL-9の木星衝突は、小さな望遠鏡を使っても見えないとしていたが、予想とは裏腹に、大きな黒い斑点をいくつも作って、木星面に見えたことを思い出す。今回の衝突痕も、SL-9ほど大きくないが、SL-9と同じような天体が衝突したと思われるような形や色をしている。私も、SL-9の衝突の時は、ビデオカメラで撮影し、記録している。あれから15年も経っている。いや、15年しか経っていないと言うべきだろうか。SL-9の時は、400年いや1000年に一度しかないぐらいの頻度で衝突が起こるのではないかと言われていた。しばらくは小さな望遠鏡でも見えると思うが、めったに無いチャンスであることから、見えなくなるまで追跡したいものである。この画像は、今日の早朝(8月5日の午前2時半過ぎから4時前)というか深夜に撮影したものである。木星の高度が低くて高解像度とは言えないが、衝突痕の形や濃淡が少し判る。

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2009年8月 3日 (月)

久々の木星

久々の木星
J20090802b  ずっと天候が悪くて撮影できなかった木星を撮ることができた。日食旅行中に何かの小天体が木星に衝突したようで、木星の南極付近に黒い斑点ができたことがニュースで紹介されたいたようだった。日食は不発だったし、帰国してからもずっと天候が悪い状況であった。少し晴れ間が出たので、木星を撮影したが、やはり雲に阻まれた。先月31日に梅雨が開けたものの、依然として天候が良くない。昨日もやっと1枚の画像が撮れたに過ぎない。もう少し2時間程度後まで晴れてくれれば、小天体の衝突を撮影できたのに残念である。木星の右側には大赤斑が見えており、この後方の南極付近に小天体の衝突が観測できるはずであった。今日も曇っている。なお、この現象は、1994年のSL9彗星以来で、太陽系内の小天体の木星への衝突確率は300年から1000年に一度程度と言われていましたから、 衝突が15年で起こってしまうのは早すぎるのかも知れません。まさしく、千載一隅の出来事です。早く、この眼で見たい。

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2009年7月26日 (日)

日食旅行1日目

日食旅行1日目
Img_9335s  7月20日の午後、松山空港を飛び立ち中国の上海空港へ降り立った。聞いてはいたが、上海の空は霞がかかったようで、太陽の光がぼんやりとしていた。気温は高め、湿度も非常に高く、蒸し暑かった。エアバスの機内では、遅い昼食が出されたが、美味くなかった。鶏と魚の何れかの選択であったが、鶏にしてしまった。繊細な味では無く、出汁が良くないようだ。ほんの1時間40分のフライトであり、あっと言う間に上海までの1200kmの海を渡った。窓際に座った仲間は、上海空港の手前に大きな黄色の水に染まった揚子江を見たそうで、とても大きかったそうである。残念ながら、私は見えなかった。上海空港からは、ツアーのバス(あまり程度の良いバスではなかった)に乗り込み、抗州へと高速道路で向かった。途中のSAでトイレ休憩を摂り、飲み物を探したが、冷えている飲み物は殆ど無く、凍った飲み物は無かった。どうしてだろう、こんなに暑いのに?
 抗州に到着し、中国の天文を趣味としている高校生(抗州高級中学:といっても、この夏、卒業したらしい)との懇親の場を持った。非常に熱心で、今回の日食に合わせて、冊子を作っており、頂戴することができた。太陽黒点の観測は、学校でやっているとのことで、持参した太陽フィルターを見せると良く知っていた。上海から高速道路を経由し、約3時間あまりの長旅であるが、決して高速道路の舗装は日本と比べて褒められない出来であった。Img_9340sImg_9341sImg_9352sImg_9354sImg_9363sImg_9373sImg_9376s      

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2009年7月25日 (土)

中国淅江省での日食

中国淅江省での日食
20090722hts  昨日、中国から帰国しましたが、中国での皆既日食は不発に終わりました。トカラ列島や奄美大島なども雨のため観測不能だったようで、仕方が無いと諦めるより外ありません。中国の中部から西部は晴れていたようで、夕方のテレビに各地の様子が紹介されていました。私は、松山空港から上海空港を経由し、淅江省の安吉県の18皆ホテルの屋上で見ていました。前日の予備観測では、全天カメラと望遠鏡の直接焦点撮影と日食風景のビデオカメラでの撮影と、準備を整えました。日食当日は朝食時から雨が降っており、ホテルの屋上に着いた時には時折晴れ間がある天気であったが、だんだんと雲が多くなり、皆既の直前では、完全に雲ってしまいました。皆既になる直前には、西から本影錐と思われる黒い影が通り過ぎ、あっと言う間に真っ暗な状態になりました。そしてその真っ暗な状態が続き、数分後には西から明るみがせまってきて、これまたあっと言う間に元の明るさに戻ってしまいました。仲間の落胆した、ため息とも聞こえる声がしていましたが、初めて見る人は、感動したようでした。皆既中、街には明かりが灯り、花火も打ち上げられていました。もちろん、ホテルの従業員の多くの人も屋上へ出ては、熱心に太陽の方角に顔を向け歓声を上げていました。日食の前日は、比較的天気も良く日食当日も同じような天候であればコロナやダイヤモンドリングを見ることができたのに、悔しくてなりません。でも、少し感動したかな?次回の日食に期待するほかありませんが、次は何時になることか?中国での観光の様子は、別途書きます。Img_9596sImg_9627sS   

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2009年7月19日 (日)

晴れたらいいな

晴れたらいいな
Crw_9347s  明日(20日)から中国へ皆既日食を見に出かけます。どうも天気が良くないようで準備はしたものの、天に晴れを祈るだけです。18年前のハワイ日食では、絶対に晴れると言われて、雨は絶対に降らない、ハワイ島の西海岸なので乾燥地帯だからと多くの天文雑誌に書かれていました。しかし、ハワイへ日食観測に出かけたほとんど多くの人達が雲の向こうにある太陽を恨めしく眺めての、惨敗でした。私のグループは、かろうじてうす雲の中ではあるもののプロミネンスやコロナを見ることが出来ました。当地では、未だ梅雨も開けず、当日の予報は曇り。中国の浙江省湖州市安吉県の予報は雨(降水確率50%)となっていて、どうも期待が出来ない予報です。当地では、本日、雲が多いものの青空も見えており、とにかく暑い日です。ドーム内の温度計は37℃を示しています。とにかく出かけてみて、運が良ければ黒い太陽を眼に焼き付けてきますが、雨や曇りの時は、中国の文化に触れるしか無いのかも知れません。空を見上げてうらめしく思っています。Crw_9348s

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2009年7月12日 (日)

日食機材の最終調整

日食機材の最終調整
Img_9341s  当地もやっとのことで晴れたので、中国に持って行く日食機材の最終調整確認を実施しました。直接焦点撮影用で、FS-60Cにフラットナーを装着、フィルターは富士フィルムのD4を組み合わせ、架台は、高橋のTG-SP、デジ一眼は、キヤノンのEOS40Dと至ってノーマルですが、軽量かつコンパクトに出来上がりました。当日の露出は、ISO100の状態で、シャッタースピードが1/8000秒で概ね適正露出となりました。幾分、露出過度ですが、RAWモード+JPEGですので、露出の過不足を多少コントロールできるので、この組み合わせを利用します。太陽のピント調整は、バリアングルファインダーを見ながら、調整です。TG-SPの極軸合わせは、シンワの傾斜計(最小読取値0.2度)とコンパスで追い込み、後は部分食を撮影しながら三脚を動かせ、調整する予定です。FS-60Cの上には、コロナドフィルターを装着したBORG50を載せ、日食の経過をHα光で楽しみたいと思っております。でも、まずは天候です。九州南部は梅雨明けとのこと、中国での観測場所付近が気に成ります。Img_2857sImg_9342s 

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2009年7月 5日 (日)

日食機材の収納

日食機材の収納
Crw_9334s  近くのモンベルへ行き、スーツケースやザックにカメラを収納するためのインナーバッグを見て買ってきた。23cm×14cm×14cmの小さいバッグであるが、カメラ2台とレンズを2~3本収納できるし、ファスナーが収納物に当たらないよう工夫がしてある。しかも、軽い。スーツケース(機内持込可能スーツケース)に、このインナーバッグと、望遠鏡、赤道儀がすっぽり入るのはもちろんであるが、まだまだ余裕がある。うまくすれば、ザック1つ減らすことが可能かもしれない。三脚は別途、バッグに入れて持って行くが、3個の荷物から2個の荷物へ変更できれば最高。このスーツケースにレンズをなんとか収納し、小物のフィルター、レリーズ、フィルム、コンパス、衣類(ほとんど着たきりを考えている)を入れれば準備は万端。そうそう、工具が何点かある。これも忘れずに持って行かなければ。日食まで、後17日。昨日、フイルムのベルビアを3本買ってきた。お店の人に尋ねると、フィルムの販売は縮小してしまったとのこと。皆で毎月1本のフィルムを消費して、フィルムの生産を継続してもらいたいと思っている。デジカメも良いけど、フィルムカメラももう少し使わなければ!!Crw_9339sCrw_9337s 

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2009年7月 4日 (土)

日食用機材2

日食用機材2
Crw_9321s  中国、安吉(アンジー)での日食機材は、デジ一はもちろんのこと、フィルムカメラを持って行こうと思っている。小型軽量のペンタックスかオリンパスのフィルム一眼と考えたが、全天を一度に写したいと思い、8mmの円形魚眼が使えるニコンに決めた。レンズマウントがニコンのため、持っているF、F2、FE、FM-2のいずれかになるが、高速4000分の1が使え、軽量なNewFM-2に決めた。機械シャッターであるため、電池が無くても、手動でフィルムを巻き上げればシャッターは切れるし、中でも一番新しいボディで安心感がある。しかし、購入から20年以上は経っている。確か、金星の掩蔽があった1989年12月2日にはこのカメラで撮っている。その他、部分日食時および日食後の太陽面をHαで眺めたく、コロナドフィルター+BORG50を持って行く予定だ。皆既日食まで後、20日を切った。色々と持って行く観測機材ばかりが増えるが、服装は何も考えていない。機内持ち込み用のスーツケースに望遠鏡2台と赤道儀およびデジ一2台+フィルム一眼1台、交換レンズ6本、手荷物用として、望遠鏡の三脚と写真用三脚を入れたバッグおよび衣類の小さなバッグを持って行くつもりである。天気だけが心配である。Crw_9320sCrw_9322s 

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2009年6月22日 (月)

日食用機材1

日食用機材1
Img_2555s  今年の7月22日の皆既日食用に持って行く機材を少しカスタマイズしてみた。軽くすることに主眼を置いて、三脚を作った。正確には足のみである。この足と、高橋のTS-50屈折赤道儀の三脚と赤道儀の取り付け部分のみを利用して安いラワン材でV字に組上げた。三脚は伸縮しない直脚として、軽量化を図った。同じ高橋のTG-SP赤道儀とこの三脚を繋ぐため、10mm厚のアルミを切り出し、純正V字金具をW1/4ネジでサンドイッチしている。軽くて丈夫な架台となった。鏡筒の高橋FS-60Cは、丁度10年前に日食用にと購入したもので、今回は、フラットナーを併用し、370mm(F6.2)の望遠レンズとして使用する予定である。部分日食を捉えるためには、ケンコーの角型フォルダーに富士の75mmD-4フィルターを購入した。このセットで、キヤノン40Dのカメラを使用して部分日食と皆既日食時のコロナを撮影しようと思っている。正確な重量は測っていないが、凡そカメラと併せて7㎏かな?と思っている。このほかフィルムで、皆既中の全天を円周魚眼レンズでも撮影したいと思っている。Img_2552sImg_2545sImg_2551s   

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2009年5月23日 (土)

惑星観測の本

惑星観測の本
Img_2492s  待ちに待った本が送られてきました。月惑星研究会のメンバーである、安達さんを中心に、惑星を観測したいと思っている人達を対象に、惑星観測の意義や観測の方法、および最近の惑星について、書いてある本である。私も、惑星画像の提供者として名前が入っているので、とても嬉しく思っている。私のような者が、この本の中に登場しているのですから、日本、いや世界の惑星観測者が画像を提供し、この本が出来上がっている。まだまだ本の中身を読んでいないのであるが、興味がある記事が書かれている。私といえば、初心者の域を出ず、誠に恥ずかしいのですが、名前が出ている本(雑誌ではない)としては、初めてである。これを励みに、益々惑星観測にのめり込んで行くのが見えている。
さておき、この本は書店に並び始めているようで、明日、本屋へチェックしに行こうと思っている。安達さん、月惑星研究会の皆様に感謝するとともに、惑星観測を志す若い人達に読んでいただきたい本である。でも、あまり売れないかも?
 今日は、障子の張替えを1日中やっていたので、疲れました。自宅の庭の花も夕日を浴びて、美しく咲いていた。Img_2480sImg_2487sImg_2481sImg_2494s   

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2009年5月19日 (火)

関勉先生の望遠鏡

関勉先生の望遠鏡
Img_2444s  関先生が発見した彗星はたくさんあるが、彗星観測の初期に使用していた望遠鏡が展示されていた。筒の色は青に塗装された小さな屈折望遠鏡であるが、彗星を見るための工夫があちこちに見られ、彗星を発見した年月日とともに彗星の名前が望遠鏡の筒に記してある。中でも1965年に発見した池谷-関彗星は特に有名な彗星で、望遠鏡に記されていた。この彗星の発見者である関さんも池谷さんも毎年年賀状のやりとりをさせていただいている。他にも、ここの天文学習館には長い間、関さんが使っておられた40cmの反射鏡が展示されている。この鏡は、小島信久さんが造られたF5の鏡で鍍金は剥げてしまっているが、この鏡で多くの星を発見したことを想像すると感動してしまう。さすがに学習館であるため、天球儀なども手作りされて展示されてあった。バーナード星の凡そ50年間の動きを比較のために撮影した写真もあった。多くの天文台へ行っては、望遠鏡を見ているが、その望遠鏡で星を見ることができればもっと楽しくなるのだが、なかなか天候に恵まれない。自宅に戻り、望遠鏡の鏡を見たが、そろそろ自宅の望遠鏡も鏡の鍍金をやり直さなければならないと思っている。Img_2440sImg_2435sImg_2437s   

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2009年5月17日 (日)

芸西天文学習館

芸西天文学習館
Img_2428s  高知県の芸西村にある芸西天文学習館で、今年度の四国天文協会総会があった。早朝、車で自宅を出発し、高速道路を経由して芸西村にやってきた。ここの望遠鏡は、五藤光学研究所の60cm反射望遠鏡があったが、昨年、西村製作所の70cm反射望遠鏡に改装された。四国四県で持ち回りで毎年開催されているが、4年前にも、ここの芸西天文学習館で開催されている。太平洋を望む、この場所は暗い星を見るための条件が揃っている。南は海のため人工光は漁船の漁火がほとんどであり、北は四国山脈、東西は、山が迫っていて高知市や安芸市の光を遮ってくれるので良い場所である。生憎、夜にここの天文台へは来たことが無い。コメットハンターで有名な関勉さんがここの望遠鏡を利用して、彗星や小惑星を数々発見しているの。関さんは、四国天文協会の名誉会員でもあり、今日は所要で、いらっしゃらなかった。新しい望遠鏡は、今時の経緯台方式で、ドームも望遠鏡の姿勢に連動するものである。昔のフォーク式赤道儀望遠鏡よりもコンパクトである。ワンダーアイもあり、ナスミス焦点、カセグレン焦点の切替も簡単に切替が可能であった。昔の望遠鏡と比べてカラフルである。今日は、雨の天気であった。Img_2464sImg_2468sImg_2456sImg_2455s   

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2009年5月 5日 (火)

栗林公園

栗林公園
28as  一昨日、栗林公園へ行ったことは5月3日に書いたが、古いハーフサイズ一眼レフのオリンパスペン-FTを持って出かけていて、久々のフィルムで栗林公園を撮影した。ネガカラーフィルムのISO100のフィルムを使用して標準レンズと広角レンズでの撮影であるが、露出はほぼ満足できるものであった。何せ古いカメラであるため、露出計が狂っていないか、シャッターの精度は出ているか気に成った。もう40年以上も前のカメラであるが、今でも充分に使えるカメラである。世界初のハーフサイズ一眼レフであり、チタン幕のロータリフォーカルプレーンシャッター、ストロボには全速でシンクロするし、一眼レフなのにボディ上面はフラットになっていて一眼レフらしくない格好で美しい。このカメラは、オリンパスの米谷美久氏が設計した、世界に誇れるカメラである。現像されてきたネガフィルムをフィルムスキャナでデジタルに変換した画像であるが、恐るべしペンFT!!。公園の南西にある互い違いの橋の両側には菖蒲が咲いていた。日暮亭の日よけ傘の赤と木々の緑の感じを見ると、柔らかい描写になっている。写真を見ていただくと、デジタルとは違った雰囲気が写っているように思う。なお、私のペン-FTには、米谷さんのサインがダイヤモンドペンで書かれてある。私の大事な宝物である。この米谷さんは、自分の設計したカメラにサインができる数少ない人物であり、郷土出身の技術者である。32bs30bs16as15asImg_2088sImg_2086s_2      

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2009年4月30日 (木)

土星の環の傾きと輝きの変化

土星の環の傾きと輝きの変化
S20090430b  最近、土星の環の明るさが無くなっているような状況である。昨年末から今シーズンの土星は消失(無くなるわけではないが、厚さが極めて薄い土星の環を横から見るため見えなくなる)に近い状態で見えている。ここのところは年末から比べると環の傾きが少し開いてきている。環の影は、年末ごろから3月にかけては土星の北側に見えていた。しかし、最近では、土星の南側に影ができている。さらに、4月上旬以降、土星本体の輝きに比べて輝きが鈍ってきたようで興味深い。ほんの少しずつの変化であるが、ここ4か月ほどの変化である。今後、どのような変化を見せるか様子を見守りたい。2008121920090430

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2009年4月23日 (木)

月と金星と火星?

月と金星と火星?
Img_1721s  今朝の東京は、昨日と大きく違って気温が下がった。4月とは思えない程、気温が上がって日中は、半袖でも汗ばむ陽気であった。東京で会議があり、今日の天文現象はなかば諦めていた。しかし、どうしても、この現象を見てみたかったので、就寝は遅くなったが朝4時30分に目覚ましをセットして寝た。しかし、現象が起こる正確な方角を調べていなかったが敗因となってしまった。しかも、自宅との日の出時間差を誤っていたため、二重のミスでした。特に、ホテルの東から東南東方向に窓が無かったので、ホテル内を探し回った。そうこうしている内に、肉眼でも良いから見てみようとホテルから脱出し、ビルとビルの隙間からなんとか月と金星を見つけた。でも、時間が遅かった。自分のミスで、今回の現象は中途半端な記録となった。残念!でも、都会の雰囲気の出た月と金星のツーショットだけは画像に残せた。次回は、用意周到で望まなくては。Img_1720sImg_1732s 

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2009年4月 9日 (木)

今夜の土星

今夜の土星
S20090409  衝を1か月ほど過ぎ、太陽の光によって、本体の影が土星本体の右側に見えている。昨年末のころに比べて環が僅かにこちらを向いている。環の外側近くに少しだけ黒い部分が見えるが、カシニの隙間である。やはり、土星は環があった方が土星らしくて良い。それにしても、今年の夜空は、大気がかき乱されているのか、はたまた私が見ている時だけ悪いのか良くない状態が続いている。他の観測者も天候が悪く、大気の乱れもあって苦労しているようである。私の望遠鏡の鏡もだいぶ曇ってきたようで、本来の明るさが出ていないと感じている。早めの再鍍金が必要だとは思っているが、なかなか実現していない。他に費用を使っているためだが・・・。今年も無理のような気がする。皆既日食まで後3か月ちょっととなった。今週末は、パスポートの準備に入ろうと思っている。

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2009年3月27日 (金)

PIE2009

PIE2009
Img_0688s  今年も、やっぱり来てしまいました。カメラの魅力は、肉眼では捉えることの出来ない物を一枚の絵(記録)として保存できるのが魅力です。しかも、レンズを通して近づいたり、一度には見ることの出来ない物を一度で見せたり。無限の楽しみがある。一瞬を切り取ったり、季節や時間を閉じ込めることができる魔法のような機械でもある。いろんなメーカーがしのぎを削り、私たちマニアの心を惹きつけるカメラを毎年のように発売してくる。今や、カメラはPCと一体となって、カメラの性能を極限まで引き出すことに近付きつつある。周辺の減光補正や、歪曲補正を始め、色収差、ノイズまで減らすことが可能となっている。今回も、出張が重なりPIEを見ることが出来た。平日だと言うのに、人盛りで、人気のブースにはなかなか近付くことも出来ない状態であった。愛用のEOSのメーカーであるCanonのコーナーにはなかなか近づけなかったが、キヤノンのカメラ50周年の展示があり、そこは、見る価値があった。望遠鏡メーカーでは、不況のせいか、ビクセンとケンコーしかなかった。寂しい。今回も、一段とデジタル一色で、中版や大版のフィルムカメラは扱いが縮小されているようだった。キヤノンからは、X3も発表され、一段とデジタルカメラのサイクルが短まったようで、画素数も1500万画素、動画もOK、液晶の表示も3インチ92万画素へと進化してしまった。果たして、価格は!、気になるカメラの登場だった。来年もPIE(フォトイメージングエキスポ)へ行ければ良いと思っている。コンパニオンもモデルも可愛かった。Img_0552sImg_0554sImg_0570sImg_0604sImg_0635sImg_0643sImg_0652s       

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2009年3月20日 (金)

今夕の金星と土星

今夕の金星と土星
Img_9708s  朝に雨が降っていたが、その後回復して春のような陽気となった。しかし、夕方になると風が吹き始め、金星は激しく歪んで見えていた。太陽から12°ほど北にあるため、もうすぐ内合どというのに、太陽が西空に沈んでも、しばらく見えていた。双眼鏡でも細くなった金星の形がはっきりと判る。夕食後、今度は土星を見た。西からの風で決して良い状態ではなかったが、なんとか土星の様子が判る。金星と土星は、同じ倍率にしてあり、大きさが随分と違うが、金星は、地球との距離が0.28888 AU、土星は、地球との距離が 8.41612 AUで、距離が30倍も違う。同一の距離に置いた場合の比較の写真も掲載するので、見て欲しい。なお、今日は春分の日であり、これから昼間の時間が夜の時間よりも長くなる。桜の季節も、今年は到来が早いようで、高松でも桜の開花となった。S20090320V20090320rSv20090320Img_9723s   

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2009年3月 7日 (土)

土星の環

土星の環
20042009opt  今月8日に衝となる土星ですが、いつもの環が細くなって望遠鏡では見えにくくなりつつある。団子が3個ないしは4個無いため、串団子と呼ぶには辛いが、串団子のように合成してみた。ほんとに串団子に見える。今年は、ほとんど環が見えない時期を繰り返しながら、来年のシーズンには環が開いて見えるようになる。いよいよ、北側の環や北極を見ることになり、今後15年程は、北半球の観測が可能ではある。しかし、南中高度が低くなってくることから、シーイングの影響が心配である。しかし、今冬の天候は非常に悪く、天体観測に適していなかった。2004年からの環の変化をアニメーションにしてみたので、その変化をお楽しみください。Photo

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2009年3月 2日 (月)

ルーリン彗星(3月1日)

ルーリン彗星(3月1日)
Lulin20090301  昨晩のルーリン彗星は、2月24日の地球最接近を過ぎ、しし座のレグルス付近を通過し、かに座の方向へと進んでいる。光度が少し落ちているようで、双眼鏡でも見難くなっている。先月まで淡く見えていた進行方向の尾は見えなくなっている。この後もだんだんと暗くなって、やがては見えなくなってしまうのだろうが、次回の地球接近まで元気で宇宙を彷徨ってもらいたいものである。今度の地球への接近は、後数万年と言われているが、定かではない。他の天体の影響を受け、軌道が変わって早めに回帰するかも知れない。ルーリン彗星は、天文雑誌などでは大きな記事として紹介されていたが、世の中ではそんなに騒いでいなかったのが幸いして、なんとか見ることができた。一昨年(2007年秋)のホームズ彗星は肉眼でもはっきりと見えたが、今回のルーリン彗星は肉眼彗星までに至らなかった。残念!!大きな明るい彗星が見えないものか、いつも待ち望んでいる。作例は、200mm望遠レンズで3月1日に撮影。

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2009年3月 1日 (日)

西空に輝く金星

西空に輝く金星 

V20090301u  金星が西の空に輝いている。丁度1週間程前に最大光度になったばかりで明るい。日没前であったが、月の下に輝く金星を捉えて撮影した。2か月ちょっと前に撮影した金星と比べると見掛けの大きさは2倍以上となり、しかも半月状の姿から2日月ぐらいの欠けた姿で見えていた。これからどんどんと太陽と地球の軌道の間に入り込み、太陽の前を横切って3月下旬には明け方の空へ移って行き、4月には明けの明星となる。晴れたら毎日見ても、どんどんと移動して行くのが判るだろう。

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2009年2月22日 (日)

今朝のルーリン彗星

今朝のルーリン彗星
2007n320090221jpg  昨晩、ルーリン彗星を見たが、今朝のルーリン彗星は空の条件が少し良くなったようで、尾も少し長く見えた。おとめ座にあり、獅子座の方角へ進んでいるが、土星への接近やプレセペ星団の近くを通るようなので、楽しみであるが、今週の天気は良くないらしい。24日の最接近も無理のようで、今朝撮影できたので、良かった。ルーリン彗星は、肉眼光度に達しているようであるが、当地では無理で、双眼鏡でなんとか判る程度である。今日のルーリン彗星は、3分間の露出を繰り返し、動画を作ってみた。2007n3hs (左が彗星の動画)20090221t

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2009年2月21日 (土)

ルーリン彗星

ルーリン彗星
20090219  今朝、昨晩遅くからルーリン彗星(C/2007 N3 (Lulin))を狙うために準備してようやく彗星を捉えました。ルーリン彗星を撮ろうすると、天気が悪くなり。タイミングを見計らっていました。ルーリン彗星は、予報よりも暗く感じ、黄砂の影響もあったり、雲の通過もあり、午前3時前から5秒おきに2分間露出で撮影しました。緑に輝くコマと短い尾がなんとか写りましたが、満足ではありません。彗星の動きも速く、短めの望遠レンズでも星の間を掛け抜ける様子が判りました。双眼鏡で見ると、すぐに見付けられましたが、肉眼では難しく感じました。比較的明るい彗星なので、位置を知っていれば、双眼鏡でも容易く見ることができます。しかし、来週の天気が悪いようで、地球への最接近時には見えそうも有りません。ルーリン彗星の動きがあまりにも早いので、GIFアニメーションを作ってみましたが、1時間あまりの動きが手に取るように判ります。アニメーションを見ていると、小さな飛行物体やら見知らぬ小天体が動いており、新たな発見がありました。しかし、40DをPCコントロールで撮影すると、以前のDXでは得られなかったチャンスが増えそうです。40Dも外部AC電源を使いたいものです。なお、ルーリン彗星は2007年、台湾のルーリン天文台で発見され、明るくなることが予想されていた彗星です。20090220r

ルーリン天文台
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090220/lulin-obs.html

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2009年1月20日 (火)

EOS40D

EOS40D
Img_9594s  遂に3代目のデジタル一眼レフカメラを買ってしまった。初代は、2004年5月、2006年12月に2代目とデジタル一眼レフを購入して日常の記録に使って来たが、デジタル機器の劇的な進歩が著しいため、2年以上使うとどうしても見劣りがしてきた。しかも、安くなっている。(思わず、新しいカメラが我が家に来たいけど・・・天の声が聞こえた気がした。)家族の同意は得られるはずもない気はするが・・・
 でも、遂に我が家にやってきた。価格.comの価格推移を絶えず見守りながらである。
今回、買い増しのカメラは、2年前に購入したカメラと同じ金額で手に入れることができ、ライブビュー、連続撮影枚数、1秒当たりの撮影可能枚数、AFスピード、高感度撮影時の低ノイズ等が挙げられる。(スポーツは別として、人物の撮影や風景の撮影ではあまり必要では無いかも?)さらには、PCからのリモートコントロール撮影時にバルブの使用が可能になったことで、カメラの電源を入れれば、カメラに触ることなくシャッタースピード、フォーカス、ISO感度、絞りを調節することが可能となったのは嬉しい限りだ。ただし、フォーカスについては、AFとMFの切替を手動で行う必要があり、これもリモートで可能であれば言うこと無しではあるが、まだまだの感がある。どうしても、星などの暗い天体を撮影する場合は、AFでのピント調整が難しく、MFに頼らざるを得ない状況である。ライブビュー機能を使って10倍拡大しでのピント調整は、明るい星には有効であると思われるので、AFでのフォーカス調整後にMFへ切替るのを忘れなければ、体の負担も少ないカメラシステムであると考えている。ほんとは50D、あるいは5DmkⅡと思ったが、資金難でもあり当面の間、乗り切ることとした。

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2008年12月21日 (日)

冬至

冬至
Photo  今日は冬至である生憎の空で、曇っている。昔、息子が冬至の日の太陽の動きを多重露光で撮影した時があった。息子に、今日は1年で一番昼の時間が短くて、夜が一番長い日だと言いながら、太陽の動きを1時間置きにシャッターを押した。一生の内に冬至の太陽が1日中見えるのは何回あるだろうか?朝のうちは少し太陽が出たが、昼ごろには細い雨が降っていた。とても暖かな日で、最高気温が15度は超えていただろう。昨晩、自宅で天文仲間が寄り合い、例会が行われた。昨晩も暖かく、ペガスス座にあるM15という球状星団を少しだけ見た。気温が高いためか透明度が悪く、結局来年の皆既日食のツアーの話になった。日食ツアーの予約申し込みをしたが、抽選が外れたと何人かが残念そうに言った。果たして、日食ツアーへ行けるのだろうか。昨晩の片付けを終え、天気も悪いので、近くの温泉へ行った。さすがに冬至であるため、温泉には「ゆず湯」の風呂が設えてあった。ゆずの香りが少しだけであったが、良い香りでリラックスできた。(*^-^)明日から今年最後の1週間をがんばろう。写真は自宅観測所から見た、360度のパノラマである。M15

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2008年12月14日 (日)

キヤノンサービスセンター

キヤノンサービスセンター
Img_9201s  先日、東京で会議があった。これに乗じて東京出張で必ずやっていることがある。キヤノンのサービスセンターへ行くことである。一眼レフデジタルカメラを買ってから、東京出張の都度デジカメを持ってCMOSの清掃に行っている。自分で清掃をしても良いが、やはりプロに任せることが安心できる。しかも無料である。銀塩カメラの時もそうであった。ニコンは新宿のサービスセンターでコンデションを見てもらったニコンF、F2、NewFM-2およびFEなどがそうであった。OLYMPUSは、今は場所を移転したが、OMシリーズやPEN-FTを淡路町にあるサービスステーションへ持って行った。また、PENTAXは、新橋駅からすぐの場所にあるサービスステーションで67やMEを見てもらっていた。丁度、そのころは東京での単身赴任期間と重なり、随分と利用したものだ。しかし、単身赴任から戻るとそうは行かない。何かにつけ、東京へ行くことが多いが、今年もこれで3回目となった。いつもは新宿のCanonサービスセンター(今年1月のサービスセンターの記事はこちら)へ行くのだが、時間の都合で、今回は銀座のサービスステーションである。松屋の北の松屋通りを少し東へ行き、3本目の通りを入った場所にある。きわめてスピーディーに清掃の申し込みを行い、CMOSセンサーのついでにファインダーの清掃もお願いした。親切なセンター従業員で、快く引き受けてくれた。ほんの2時間程度の時間で、CMOSセンサーもファインダーも綺麗になっているはずだ。特に、ファインダーはすぐに判った。カメラを引き取り、銀座のサービスステーションを後にした。さあ、会議だ!!Img_9210s

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2008年12月 2日 (火)

木星会議(仙台)

木星会議
Img_7710s  今年も木星会議に参加してきました。木星の表面模様を観測し、主に大気現象を捉えて、その大気に起こる謎を皆で議論し合う会議です。毎年、日本のどこかで開催しますが、今年は東北の仙台市で開催しました。仙台駅からJR山仙線に乗り、愛子(あやし)駅から車で約7分程の所にある仙台市天文台で開催されました。昨年までは、仙台市の中心、西公園の片隅に50年以上も前の昭和30年2月1日に開台され、今年の7月に新しくなった天文台です。鏡の大きさが1.3メートルもある大きな望遠鏡を始め、多くの望遠鏡や機材があります。会議は、11月29日の午後から始まり、11月の午前中まで、小石川さんのお世話で、開催しました。内容は、土佐誠台長の記念講演や、開会木星の今年のシーズンを振り返って、木星面に起こった色々な現象を思い出しながら会議を進めました。
mid-SEB outbreakの発生や、小赤斑LRSの発生と大赤斑との会合、NEB内部のリフト活動などの現象で、特に小赤斑LRSと大赤斑の会合が思い出されました。また。NEB内部のリフトの発生は、GRSに関係があるのでは無いかとの説も出て盛り上がりました。施設の見学もあり、大口径の望遠鏡で見る球状星団は迫力があり、見事な美しさでした。ただし、木星は高度も低く、シーイングも悪い状態で、良く見えませんでした。天文台の小石川さんからも、惑星は良く見えないとのコメントもありました。後日、恒例の宴会(懇親会)の模様を掲載しますので、ご期待ください。Img_7736s Img_7733s Img_7822s_2 Img_7838s

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2008年12月 1日 (月)

月と金星と木星

月と金星と木星
Img_8093s  今日の夕方、月と金星と木星が見事に集合したのが見えた。夕方近くには雲が少しあって心配していたが、細い地球照を伴った三日月と金星と木星が仲良く並んだ姿が綺麗だった。この写真を見ると、ああこれで今シーズンの木星観測シーズンが終わったのだと思った。昨日は木星会議のために仙台まで行ってきたのですが、帰宅したのは夜中の12時を回ってしまっていました。仙台での木星会議は、今年の8月に開台された愛子(あやし)の仙台市天文台で11月29日から30日にかけて開催されました。29日の夕方には金星と木星が仲良く並んでいただけでしたが、今日は、美しい地球照を伴った月が加わりました。仙台での木星会議の模様は後日に譲り、美しい3天体を見てください。仙台で撮影した天文台との画像を比較すると歴然です。なお、2つの画像(11月29日撮影分(仙台市天文台))と(本日12月1日撮影分(自宅))を比較すると、金星が大きく東へ移動しているのが判ります。Img_8116s Img_8180sImg_8138s Img_7851s 

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2008年11月12日 (水)

土星の環

土星の環
Photo  土星の環が見かけ上、細くなってきた。2週間前と比較するとその様子が判る。
土星の環がこれからどんどんと細くなって行き、12月になるとほとんど見えなくなることは前にも書いたが、以前見た土星の環の消失は15年前になる。もうそんなに経ったのかと愕然としてしまう。凡そ、環の消失から次の消失まで約15年となるが、土星は、30年もかかって1サイクルとなるため、10歳で見始めても、1サイクル見るとなると40歳にもなってしまう。次回、同様な姿を見るのは80歳をとうに超えてしまう。次回を見ることができるのであろうか?心配になってきた。惑星の観測をいつまで続けられるのだろうか?本日の画像は、明け方の南東の空に見える土星の状況でした。

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2008年10月28日 (火)

土星の環

土星の環
S20081027  今朝、約5か月ぶりの土星を観測した。随分と環の傾きが無くなり、もう串ダンゴ状態に近い。今シーズンの土星はこのような状態が続き、環が見えなくなったり、また現れたりする。決して環が無くなる訳ではない。環を構成している小さな岩(砂)や小さな砂粒かも知れないが、環の真横から見るため環を構成している砂粒が太陽からの光を反射しないため見えなくなるだけです。地球から見て、太陽の左側(つまり、東側)から太陽の向こう側へ回り込み、明け方になって太陽の右側(つまり、西側)から出現したのですが、随分と環が見難くなりました。しかし、太陽からの光を受け、土星本体の前部には、環の影が黒く直線状に見えています。今年の年末には丁度真横から見ることになるため、環が見えなくなってしまいます。土星を見てもあまり感動が無いかも知れません。普通の人ならば、環が綺麗に大きく見えなければがっかりすると思います。
 今秋から今冬にかけては、大きな木星や、大接近になる火星はお休みで、夕方の西空に明るく輝く宵の明星金星と、土星が好期となります。Photo

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2008年10月 2日 (木)

月と金星の接近

月と金星の接近
Img_5968s  ヨネヤンさんのブログで、本日(10月2日)に月と金星が接近すると紹介されていた。
昨日の台風15号があっという間に低気圧に変わり、日本の南海上に前線とともに去って行き、朝から天気が良い状態が続いていたので、これはチャンスだと思って仕事はまだまだ残っているのであるが、早くに帰宅した。少し雲はあったものの、西南西の空には月が低く見え、金星はその月の西よりの上空に見えていました。完全に暗くならない内に、金星も月も山の後ろへ落ちて行きました。このようなチャンスはなかなか巡って来ないのが天文現象である。なにしろ、雨が降ったら完全にOUTだし、雲っていてもOUT。
それに、月と金星(惑星)がうまく巡り合うのも稀で、昨日ではダメ、明日でもダメなのです。毎日のように空を眺めて、このような天文現象を注意してはいるものの、なかなか天候に恵まれず、大抵は、天文現象を見ることが出来ないのが常です。
でも、なんとか見ることができました。撮影時刻:18時05分、露出1/80秒、90mmレンズ、絞りF5.6、ISO:400
来年7月22日に起こる皆既日食などは、多くの人々が、ほんの数分間の皆既を見るために大枚を叩いて出かけますが、多くは、このような現象を見られないことが多いものです。私も、計画段階ではありますが、皆既日食観測に行ってみようと考えています。今から17年前、太平洋上のハワイ島から皆既日食を見ようと出かけましたが、生憎の曇り空で、一部だけしか皆既日食を楽しむことができませんでした。しかも、ハワイ島の多くの場所では、雲ってしまってこの皆既日食を見ることができない人がたくさんいたことを思い出しました。
絶対行くぞ、来年の皆既日食へ。仕事は完全に休みます。いえ、休みたいです。おおよそ1週間・・・・・休めるのかな?

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2008年8月 3日 (日)

木星の展開図

木星の展開図
J20080801cmap  木星は、約10時間ほどの周期で自転している。直径は、地球の約11倍もある、この大きな惑星がこのような早い速度で自転し、地表を持たないガス体であるため、赤道付近が膨らんでいるのが判る。望遠鏡でも10分ほど見ていると、模様が左から右へと動いているのが判る。この日は、比較的気流の状態も良く大きな赤い目玉模様の大赤斑(GRS)が正面を向いていた。その前方にはSTB白斑の小赤斑(BA)が見え、その後方には黒い斑点も見えていた。日本のような気流の悪い国での惑星観測は少しでも気流の良い時を見計らって観測すれば良いのですが、なかなかそのチャンスに恵まれることはありません。毎晩のように見ていると、年に何回かは訪れるのですが、見逃してしまうことがほとんどです。海外からの画像を見てみると、気流の違いが歴然としており、気流の良い場所へ永住しても良いかなと思っていますが実現しません。今日の画像は、8月1日の夜に撮影した木星と、木星の自転をアニメーションにした動画および、木星面の半分を展開図にした画像です。比較的木星面の様子が見えます。11t J20080801mt

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2008年7月29日 (火)

一昨日の木星

一昨日の木星

J200807278t  少しだけ、透明度も気流の状態も良い時があり、木星面を少し詳しく見ることができた。自宅の南には学校の4階建の校舎があるため、ここ数年は、木星がこの校舎のすぐ上を通過するので、校舎から立ち昇る熱気のため、木星の見え方が悪くなっているような気がする。しかも、南中しても木星の高度が低いため、大気の影響をもろに受け、透明度も良くない。7月27日は日曜日でもあったため、観測の準備を早くから始めた。午後10時近くになって木星面の詳細が見えてきたが、ほんの1時間足らずの間に気流が再び悪くなってしまった。今日の画像は、気流が少し良くなった時の木星です。有名な赤い目玉である大赤斑(GRS)がこちらを睨んでいるようにも見える。その大赤斑の左上には、永続白斑BAが見えるし、大きな模様では、大赤斑がある縞模様の南赤道縞(SEB)や赤道の下にある北赤道縞(NEB)も見えている。また、丸くて黒い斑点は赤道付近に見えるが、ガリレオ衛星の一つであるイオ(IO)の影が見えている。太陽-地球-イオ-木星とほぼ一直線上にあり、イオの本体は、影の左側に見えている。

動画は右の画像。J20080727mt

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2008年7月11日 (金)

7月10日の木星

7月10日の木星
J20080710t  昨日、衝になったばかりの木星ですが、木星の大赤斑の回りは面白い(珍しい)現象が起こっています。大赤斑(GRS)と永続白斑(BA)それと、STrD-2(Little Red Spot)が接近し、特にSTrD-2(Little Red Spot)が大赤斑(GRS)の南側を通過したことは、7月8日の記事にも書きましたが、どうやらSTrD-2(Little Red Spot)は、無くなってしまったようです。GRSもBAもSTrD-2(Little Red Spot)も木星面の高層まで噴出した高気圧のような現象の模様で、随分と長く存在しているようです。中でも、GRSは100年以上は存在が確認されています。BAも随分と長く、といっても、合体を繰り返した模様ですので、何個か集まってできたものです。ほんとに、STrD-2(Little Red Spot)が無くなってしまったかどうかは、しばらく観測を続けないと判りません。また復活するかも。今のところ、以前に予想したSTrD-2(Little Red Spot)のふるまいは、ことごとくハズレたようです。詳しいことは、月惑星研究会(ALPO-J)のページをご覧ください。

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2008年7月10日 (木)

天体スケッチ入門

天体スケッチ入門

Photo_2  私が所属している研究会の関西支部長でもある安達さんの本「天文アマチュアのための天体スケッチ入門」を探していたのですが、新品が書店に無く、出版社にも在庫が無い状態でしたのでインターネットで見てみると、古本でも定価の2倍以上もする価格が付いていましたが、注文してしましました。この本は、今となっては珍しい(ごめんなさい)天体スケッチをずっと続けている安達さんが、書いたもので写真では捉えることのできない場合であっても、数十分の1秒以下の現象をも自分の眼で捉え、頭に記憶されたイメージを観測記録として絵にしている。時には写真を超える現象を捉えることも可能であり、多くの天体観測者にスケッチを広めたいという目的の下、書かれている本で、私も1冊持っている。天体スケッチも他のスケッチも同じことであるが、対象物を良く観察することによって対象物の特徴や動き、濃淡および色情報を得て、絵にすることが可能である。しかし、何事も訓練や練習が必要で、多少の絵心は必要であると感じる。私なんぞは、昔は、写真技術や機材面の関係でスケッチをしたことはあるが、面倒であることから、いつでも写真に頼ってしまっている。先日、この本がやっと届いた。いつもお世話になっている知人にプレゼントするつもりで、以前ブログで紹介したことのある酒瓶のラベルを書いた人である。天体のスケッチもしたいようで、この本を読んで、きっとすばらしいスケッチをしてくれると思う。

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2008年7月 8日 (火)

木星の状況

木星の状況
J20080707  昨晩の木星です。木星の南熱帯にあるLRS(Little Red Spot)が大赤斑GRSの南を通過し、GRSの前方(画像の左側)に出てきたようです。私の観測では、画像があまり良くないため、見苦しいのですが、昨晩の画像にはGRSの前方に進んできたLRS(STrD-2)が変化したものと考えられている。このLRSがどのようになるかが注目でした。これからも注目は続きますが、以前の予想は、6種類ほど挙げられていて、なかなか興味深い予想となっていたのですが、だいぶ絞られてきました。このままの状態ですと、LRSはGRS(大赤斑)を無事通過し、GRSの前側へと進み、そのままGRSから遠ざかるのではと考えられます。なぜ、GRSの前へ進み、GRSよりも早く動くのかと言うと、GRS付近の気流よりも少し南にあるLRSの気流が早いためです。また、この僅かな緯度の差によって流れの速度が異なるため、木星の縞模様が形成されているようです。LRSは赤い矢印の先です。

昨晩は、午後10時過ぎから本日1時ごろまでの間、木星を見ていましたが、その後雲ってしまいました。なお、木星の自転は10時間弱と猛烈なスピードで回っています。

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2008年7月 7日 (月)

今日は七夕

今日は七夕
Img_3907s  今日も暑い日でした。気温は34度近くまで上がったようで、日中は雲が多く太陽も輝きが鈍っていた。
夕方になり、うす雲の状態ではあったが、なんとか月や土星、火星が肉眼でも見えてきた。でも、月がうす雲
のせいで、ばやっとしてしまった。このような状態になると、今年も火星や土星の観測シーズンも終わったと改めて感じる。西空の三日月と並んでいるのだから、もう少しで惑星も太陽の方向に近づき、やがては太陽の向こう側になってしまう。木星はもう少しで、衝(太陽と正反対な場所に位置する。)になる、梅雨明け後の安定した気流に恵まれるのがいつものことだが、今年は少し状況が異なっている。いつものような好シーイングにならない。南中(天体がいちばん南の方角に来た時)時刻になっても、木星の高度が低く大気の影響で木星像がゆらゆらの状態でもある。日本の新暦での七夕の夜には、梅雨の真っ最中のことが多く、星が見えないことが多い。
でも、今年は七夕の星を眺めることができた。後、何回くらい七夕の日に七夕の星を見られるのだろうか。20080707tana20080707sm  Img_3894s

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2008年5月18日 (日)

宵空の水星

宵空の水星
Img_2173s  水星が5月14日に東方最大離隔を向かえ、夕方の西空に見える時期であり、「サンサン館みき」での星空クラブという講座が昨日(5月17日)に開催され、その講座の講師担当で行っていました。当日は、いつものように透明度が悪く、しかも月齢が11.6の月明かりがあるため、最初から水星は見えないと思っていたが、双眼鏡で注意深く見ていたら、水星らしき姿があったため、当館の備品の望遠鏡(高橋FS-128)で捉えると、まさしく水星であった。三日月のような姿が楽しめ、講座に参加した人たちも感嘆の声を挙げていた。さすがに火星は小さくなってしまって模様なんかは見えなかった。土星は透明度が悪いものの、なんとかカシニ空隙を見ることが出来、当講座の2時間を楽しむことができた。「サンサン館みき」の星空講座は、1年を2つに分けて広く浅く星空のことを学ぶカルチャ-講座となっており、私も年に数回参加し、一般の人に対して講義をしているものです。星空の講座は、天候に左右されやすくて、ほとんどが雨や曇りの時が多いのが現状ですが、水星の姿を見ることができたのは、この講座が始まって5年になるが、初めてのことであった。Img_0925s_2 Img_2173st M20080517 Img_0927s

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2008年5月14日 (水)

阿南市科学センター

阿南市科学センター
Img_1896s  四国天文協会の第25回通常総会のため、阿南市科学センター(旧那賀川町科学センター)へ行ってきました。自宅から100㎞と、あまり遠くは無いのですが、込み合う場所が何箇所かあり、しかも、高速道路が繋がっていないため凡そ3時間ほどの道程です。自宅から南へ進み、県境を抜けて吉野川の南岸を東へ進みます。吉野川では、昨日からの雨のせいで多くの水が流れていました。途中で休憩しながら徳島市内を抜け(バイパスできないのが難点)小松島市経由でのドライブで昼前に到着でした。この総会では、香川県の県条例で、平成21年4月1日から施行される第102条の(投光器の使用の禁止)の内容が紹介されました。この中で、「特定の対象物を照射する以外の目的で使用してはならない」とあり、その罰則規程も第103条に示されていて、規定に違反する投光器の使用を停止すべきことを勧告することができる」となっていて、なおかつ、「勧告に従わないときは、停止を命ずることができる。」となって、我が家の近くを何本もの投光器が回っている現状から、少しは夜空が良くなるものと今から期待したいお話でした。条例の要約の中にも、以下の文言が見つかりましたので、紹介しますと、「その他の生活環境への負荷の低減として、航空機からの拡声機の使用制限、投光器の使用の禁止等について定めることとした。」とありました。このような取り組みを全国に広げてみたいものです。また、「四国天文協会」も設立から四半世紀となり、会員数も減少の一途で、しかも若い会員が極めて少なく昔の青年も今や壮年を通り越して熟年から老年の域に達してしまっています。なお、阿南市科学センターには、四国で最大の113cmカセグレン式反射望遠鏡がドームに収まり、合計3つのドームと2つのスライディングルーフの施設がありますが、総会終了後、青空の中の水星を見ることができました。Img_1921s Img_1946s Img_1949s Img_1952s

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2008年3月22日 (土)

PIE2008

PIE2008
Img_9906s  息子の卒業式に出るついでにPIE(PHOTO IMAGING EXPO)へ行ってきました。開催が丁度重なっていたので、羽田空港から東京モノレールで天王洲アイル経由東京臨海鉄道で、国際展示場へ向かったのですが、生憎の雨と風に祟られました。毎年楽しみにしている年中行事で、機会があれば参加しています。今年は、インターネットで事前予約をすると250円引きで入場できるので、入場料は750円でした。いつもは、ゆっくりと見学しながら、メーカーサイドの話や各種の講演もあるので見ていますが、今回はスケジュールが込んでいて、わずか1時間半程度しか見学できませんでした。しかも、国際展示場の建物に入ってもあちこちと回されるので、会場までの道のりがとても遠く感じました。目玉は、人それぞれなのですが、さすがにNikonやCanonやSonyやPENTAXやOLYMPUSのブースには人盛りが出来ていて、とてもすぐには近寄れません。私の目玉は、シグマの4.5mmF2.8円周魚眼と200-500mmF2.8の望遠でした。CanonのX2は、1月の出張でCanonのSC見ていたので人盛りの見物です。シグマの4.5mm円周魚眼は、APS-Cサイズの一眼レフカメラでは初めての円周魚眼で、円形の大きさは小さいものの、同カメラを使っての全天カメラとしては、明るく興味がありました。早速、レンズを借りて、CanonのDXでブースの女の子を撮影しました。200-500mmの望遠レンズは、巨大でした。ダークグリーンのバズーカ砲みたいで、人を驚かすにはこれ以上のものは無いと思われるほどです。価格は250万円。ウーンと唸るばかりです。これで、お金があれば言うこと無しですが、現実は見るだけです。でも、かわいいコンパニオンやモデルをバリバリ撮ってきました。Img_9813s Img_9806s Img_9908s

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2008年3月18日 (火)

鏡の状態

鏡の状態
S20080317h  どうも見え具合が悪いのは、天候が悪いのが原因と思っていたがこれほど長く悪い時期が続くと天候のせいだけではないのかと思って、鏡を見たら明らかに曇っていた。鏡をはずして洗って光軸調整を行い、土星を眺めると幾分良い感じで、これならばと撮影した。1年8か月ぶりに、望遠鏡から鏡をセルごとはずし、タライの中に鏡を沈めて洗ったのであるが、少しだけ輝きを取り戻したようでしだが、反射率が随分と落ちているようで、もういいかげんに鍍金をしなければならないと思iいました。
でも、鍍金をする予算の余裕が無いのでしばらく我慢を決め込む。光軸調整は、センタリングアイピースを使って慎重にセルの傾きを調整しなんとか鏡の調整は終了した。3月17日の空は、透明度もまずまず普通であり、シーイングは良くないがなんとか報告レベルの画像となりました。Img_9661 Img_9658 S20080317

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2008年2月 4日 (月)

画像掲示板

画像掲示板

N2531128  天体画像の掲示板を「星を眺めて」のHPに設けました。今までの文字だけの掲示板と異なり、画像も投稿できますので、是非使ってみてください。当ブログからもリンクを予定していますが、まずは「星を眺めて」のページから画像掲示板へと移動してください。右下隅にあります。

 簡単な書き込みになってしまいましたが、よろしくお願いします。

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2008年1月30日 (水)

キヤノンサービスセンター

キヤノンサービスセンター
Img_8911s  東京出張のついでに、いつも立ち寄る場所として新宿のCanonサービスセンターがあります。デジタルカメラを購入してから上京のたびに、CMOSセンサーの掃除をサービスセンターに持ち込み行っています。気軽に利用でき、少しの時間で清掃をしていただけるので重宝しています。今回も、Kiss Digitalおよび同Xを持ち込みました。Xの方は、ファインダーにゴミが付着していたので、ファインダーのゴミの部分を示し、取っていただきました。自分でブロアーを使って吹き飛ばそうとしたのですが取れず、諦めていたのですが、さすがにサービスステーションだけあって、簡単に取れました。在京中は、NikonやPentaxも含め、新宿副都心は格カメラメーカーのサービスステーションがあって土曜日は通っていました。カメラが不調だと思った時や、新しいアクセサリーおよび新レンズが登場した時はすぐさまサービスステーションへ直行していました。また、中古のレンズを購入した時も、自分では見ることの出来ない小さなカビやゴミも見てくれるので安心でした。しかし、地元へ戻ると、そういう訳にはいかないので、出張を利用する訳です。ほんの1時間程度の時間があれば清掃が可能で、今回も約50分で終了しました。KissDigitalの方は、ローパスフィルターとCMOSの間に小さなゴミが見つかったため、分解して清掃していただけるとのことで、早速お願いしました。しかも清掃料金は無料。宅配便での送料も不要ということで、Canonのサービスには驚きました。非常に良心的で、アドバイスもいただけます。なお、新機種のX2ですが、実物を手に取って、随分とファインダー視野が大きくなったのを実感しました。液晶ディスプレイも3インチとなって、老人に近い年代には朗報です。シャッター音も軽やかな感じがしました。しかし、40Dを見ると、作りの良さにを感じてしまいました。差別化ですね。次の機種は、40Dになるかも知れません。でも、広角ズームが欲しいので、当分は現行のKissDigitalと同Xを使わざるを得ない状況です。今後もサービスステーションは利用したい。特にCanonはね。Img_8912s_2

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2008年1月15日 (火)

ホームズ彗星1月14日

ホームズ彗星1月14日
Holmes20080114  年明け後も天候が悪い状態で、なかなかホームズ彗星を見ることができなかった。非常に暗くなっており、望遠鏡のファインダーはおろか、双眼鏡でも存在が判らないような状況になっている。FC-100にレデューサを装着して撮影しているが、暗くて視野の真ん中に入れるのに苦労してしまった。150秒間の露出を何回も繰り返し、やっとこの画像となった。感度は1600まで上げている。ホームズ彗星の中心核も淡く、14等星ぐらいであろうか?画像を詳細に見てみると、多くの小宇宙銀河が同じ視野に入っている。どれも13等や14等の小さな銀河であるが、面白い。その画像は拡大し、右下に載せた。彗星の位置はペルセウス座のβ星のアルゴルの近くで、画面の右下に青くにじんでいるように見えるのがアルゴル。Holmes

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2008年1月 4日 (金)

ホームズ彗星1月3日

ホームズ彗星1月3日
Holmes20080103r  今日のホームズ彗星は雲間に見え隠れするような状態で、なかなか旨く撮れなかった。季節風が弱まったものの今度は雲が取れない。今年の天気も冬型の状態が例年と違っている。随分と暗くなってしまったが、デジカメの威力でなんとか写すことができる。FC-100にレデューサを付け焦点距離を短くしてホームズ彗星の全体像を入れてみた。中心核は小さく、ぼやけていなければ恒星像と区別がつかない。この組み合わせでもうしばらくは撮影が可能であるが、もう少し明るいと視野に捉えやすいのであるが、空より少し明るい程度のため、月明かりがあればコントラストが悪くなって撮影できないのではと思う。タットル彗星に比べて時間あたりの移動が少ないのがうれしい。

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2008年1月 2日 (水)

ホームズ彗星1月1日

ホームズ彗星1月1日
Holmes20080101r  天候の悪い状況が続いていたが、ようやく普通の星空に戻ったようである。寒気もだいぶ収まり、雲も少なくなって、惑星観測には適しないがなんとかホームズ彗星を撮影できた。200mmの望遠レンズを使用しても絵になる。肉眼でも大きな彗星のため、なんとか確認できる。近くの星団は、NGC1039で、5.2等の光度であるが、この散開星団は肉眼では見えない。右上端にはペルセウス座のアルゴル(β星)が見え、200mmの望遠レンズでうまく入ってくれた。近くのスーパーは、休みなのですが、通常の営業時間に合わせて照明をしているようで、午後8時25分すぎになってようやく消えた。もうひとつのスーパーは、照明が消えていた。また、西北西から伸びている回転サーチライトの影響は朝までの照明のため、撮影可能時間もこの照明で制限されてしまうのが残念である。タットル彗星も見えているとのことで、双眼鏡で探してみるとすぐに見つかった。大きさを比べてほしい。また、タットル彗星の場所がわかるように、M33(銀河系外の小宇宙)と同一視野に捉えた。Tuttle20080101_2 Tuttlem3320080101_2

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2007年12月27日 (木)

ホームズ彗星12月26日

ホームズ彗星12月26日
12345shthh  久々の撮影となった。満月過ぎの煌々とした月の明かりの中で、もはや肉眼では存在が判らなくなっていた。双眼鏡で注意深く探すと雲の塊が薄っすらとわかる程度であった。大きく淡くカメラファインダー像では見えない状況で、望遠鏡のファインダーで捉えてやっとのことで撮影が可能となった。中心核は14日と比較するとさらに暗く3分露出の画像を5枚重ねてやっとこの画像である。ホームズ彗星の近くに見える小宇宙NGC1161の明るさから、核の光度は恐らく14等ほどであろうか?10月25日に確認できて、もう2か月も見えている。このまま、年越して月明かりが無くなるころには再度、肉眼での確認をしたいものだが、天気は下り坂のままであるため年末年始の確認は難しいかも知れない。

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2007年12月15日 (土)

双子座流星群とホームズ彗星

双子座流星群とホームズ彗星
Img_0110ssth  昨晩、割合多くの双子座の流星群が見られました。あまり期待していなかったので、準備もしていない状況でしたが、見ている内に、期待してた以上の流星出現があったので、固定での流星群を撮影しました。2時間程度見ていた中、数十個の流星を肉眼で捉えることができたのですが、写真にはなかなか写らず、大きな流星が写野の中央で、双子座の足元から南西の方向にマイナス4等から5等ぐらいの非常に明るい流星が、おうし座を貫き消えて行きました。思わず感動です。魚眼レンズでの撮影のため、写野には確実に入ったと思い、流星痕が現れるのではないかと思ったものの、次のコマ撮影までの行動ができませんでした。しっかりと肉眼で痕を見ようと眼を凝らしましたが、結局見えませんでした。この流星と共にホームズ彗星もペルセウス座のα星(アルゲニブ)とβ星(アルゴル)との間に見えるのが写せました。ぎょしゃ座のカペラ、双子座のポルックス、子犬座のプロキオン、オリオン座のベテルギウス、同リゲル、おうし座のアルデバランなどの1等星および19日に最接近を迎える火星も同時に写し込めました。Img_0146s 34567sht

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2007年12月10日 (月)

ホームズ彗星12月8日

ホームズ彗星12月8日
12345sht  まだまだ肉眼で見えている。おうし座の”すばる”からペルセウス座にかけて広角レンズで撮影してみた。こうしてみると、すばるとの大きさや二重星団の大きさとも比較できる。北西の空に沈みかけようとしているが、光害の影響を受けて画面の左下が赤くなってしまった。拡大像では、星の多い場所を通過しているため、彗星の核と同じような星がたくさん見える。でも、彗星の核は、ボーッと拡散しているため、すぐに判る。望遠レンズの撮影では、砲弾の先のようにきれいな頭が空を飛んでいるように見える。ホームズ彗星は、どのようなレンズで撮影しても絵になるような美しさで、何時撮影しても感動するから不思議である。最後の双子座の中の火星は、丁度、12月19日に最接近を迎える火星で、2003年、2005年、2007年と段々と最接近時の大きさが小さくなっているが、それでも明るく見えている。ただ、冬場の接近だけに、表面の模様はシーイングの影響を受け今シーズンの火星は良像が得られていない。なお、近くにオープンしたディスカウントショップが午後10時までの営業となっているので、いよいよ星野の写真が撮り辛くなった。101112sht 131415st 2728st

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2007年12月 6日 (木)

ホームズ彗星12月5日

ホームズ彗星12月5日
Holmes20071205  肉眼でもまだまだ見える状態が続いているホームズ彗星ですが、スバルとの比較を11月3日にしたので、今日はアンドロメダ星雲と比べてみました。光学系は11月3日と同様、TAKAHASHIのFC-100です。10cmの屈折望遠鏡で、焦点距離が800mmですので、アンドロメダ星雲は視野からはみ出してしまいますが、我が家の空の環境では、対角線上でぎりぎり入るといった大きさです。もちろん、アンドロメダ星雲の中心核は非常に明るいのですが、その部分は小さく、肉眼での比較では、ホームズ彗星の方が大きく感じます。望遠鏡で撮影した画像比較でも、同じように中心核は明るいものの、全体の明るさではホームズ彗星の方に軍配が上がります。一昨日(12月4日)のホームズ彗星とオリオン星雲も撮影してみましたので、掲載します。いずれの画像もISO感度を1600にし、1回当たりの撮影を3分間で行い5枚の画像を重ねています。お手軽撮影です。20071205m31 20071204m42 Holmes20071204

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2007年12月 3日 (月)

ホームズ彗星12月3日

ホームズ彗星12月3日
Holmes20071203  ホームズ彗星はさらに大きくなって、スバルと肩をならべるほど大きくなっている。ホームズ彗星を撮影した後、スバルを同一の光学系であるFC-100で撮影したが、まさしくスバルを飲み込むほどの大きさである。月明かりも無く、早朝からの雨も揚って透明度も幾分良かった。一晩中見ることができるし、肉眼でも充分に見える。前にも書いたが、もう1回ぐらいバーストを起こして欲しいものである。いつまで見えるか今後も見守りたい。核もなんとか写すことができ、私の中では、今年の天文現象のトップであることは間違いない。ホームズ彗星とスバルを合成してみた。20071203m45rt Photo

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2007年12月 1日 (土)

ホームズ彗星11月30日

ホームズ彗星11月30日
15161718srt  月明かりの影響もだいぶ無くなり、ホームズ彗星はゆっくりとペルセウス座のα星(アルゲニブ)を通過して淡い状態が続いているが、まだまだ肉眼でもなんとか見える光度で双眼鏡を使えば大きな姿を見せてくれている。夜半ごろには月が昇ってきたが、それでもホームズ彗星は肉眼で見えるのだから凄い彗星である。急激に光度が増した先月25日からすでに1か月以上も経過しているにもかかわらず、ドーム内からでも固定撮影で充分に写せる。魚眼レンズ・広角レンズ・望遠レンズ・望遠鏡と、どんな焦点距離のレンズでも写ってくれる。コマの中にもう一つの彗星があるように写真では写るが、双眼鏡ではボーッとした淡い光のボール状に見え、見ていても飽きない。毎日、確実に星々の中を動いていく様は、その大きさと明るさもあるが、確実に望遠鏡や双眼鏡で一瞬のうちに捉えることができ、惑星観測の途中でも、簡単に見ることができる。こんなに長い間、見ることができる彗星はかつて無かったのではないかと改めて認識してしまった。今日の画像は、昨日のホームズ彗ですが、もはや31cm望遠鏡では、大きくなりすぎたため、10cmの望遠鏡を使って撮影した。他に、広角レンズと標準レンズで写したホームズ彗星も掲載しておく。Img_0031st 4849505152st 8384858687st

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2007年11月26日 (月)

ホームズ彗星11月22日

ホームズ彗星11月22日
1517181920sht  ホームズ彗星は、さらに暗く拡散してしまった。核が暗くなったのとコマ周辺がぼやけている。月明かりにも負けてしまい、バックグラウンドも明るくなってしまったため、見栄えもしなくなっている。11月23日には全体がぼやけたような画像しか得られなかった。ここ数日は天候も悪い状況で、月明かりが無くなるのを待つしかない。過去にもホームズ彗星は、2回のバーストを起こしているようなので、それを期待したい。しかし、ほぼ1か月の間、このような明るさを保ち続けた彗星は歴史に残るのではないでしょうか。次の撮影には、もう少し短い焦点距離の望遠鏡を使って撮影したい。それまで、このままの光度を保って欲しい。最後の画像は、ダイニックアストロパークにある天球儀の中に入って太陽を眺めた写真です。次回訪れた時は、この中から星座を写したくなりました。今回は撮影できず悔しい思いです。Img_9574 12345sst_2

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2007年11月22日 (木)

ホームズ彗星11月21日

ホームズ彗星11月21日
1516172022sst  月明かりの影響か、月のある方向にカブリが出ている。ペルセウス座のα星(アルゲニブ)も左端に僅かに見えている。彗星の核はだいぶ暗くなって光度はおそらく10等に満たないと思われます。MegaStarで調べると、核の周りの光度は10等を少し超える程度で、暗くなってしまったようです。今日は雲も多く、ホームズ彗星の撮影には適しませんでした。071119_071121_2

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2007年11月20日 (火)

ダイニックアストロパーク天究館

ダイニックアストロパーク天究館
Img_9856s  木星会議が開催されたダイニックアストロパークの施設をご紹介します。メイン望遠鏡は60cm反射望遠鏡です。珍しいのは架台がドイツ式の赤道儀であることです。多くのこのクラスの望遠鏡はフォーク式赤道儀か、今流行の経緯台ですが、望遠鏡の筒の反対側にバランスウェートがあるドイツ式で、重量がこの大きさの物としては大きくなる欠点があります。我が家の31cmもドイツ式ですが、望遠鏡の大きさが倍になるだけで重量も単純に2×2×2=8倍にもなることです。でも基本的な構造が簡単でしかも北極付近の星が見やすいことがあげられます。月のクレータを見たのですが、さすがに集光力があり、とてもまぶしく感じました。木辺鏡の望遠鏡(口径が30cmで、Fが9もあり、反射望遠鏡としては長い望遠鏡です。)もスライディングルーフに格納されていて、これで火星を見ました。使用した接眼レンズがあまり良くなかったものの、ソリスやアキダリアなどがなんとか見えていました。条件の良い日に見ると良いかもしれません。宿泊施設もあり、合宿などに利用すれば良い環境で星三昧が楽しめそうです。Img_9783s Img_9815s

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2007年11月19日 (月)

ホームズ彗星11月19日

ホームズ彗星11月19日
12456sst  昨日、木星会議が行われた滋賀県多賀町のアストロパーク天究館から遅く帰ってきたのと、あまりにも強い風と急激な気温低下ため、さすがにホームズ彗星の撮影は諦めた。今晩のホームズ彗星は中心の核も明るさを失い、2日前に見たホームズ彗星と比べても格段に暗くなったようだ。ペルセウス座のα星(アルゲニブ)のすぐそばにあるため余計にそう感じるかもしれない。また、月光を受けて空が明るいのも原因かも知れない。でも、核は確実に暗くなったようだ。31cm反射の直接焦点撮影では、完全に視野の外にはみ出す大きさになっている。14日の撮影では幾分余裕があったが、もう限界か、露出時間もISO=800の感度に設定し、150秒ほどの露出で、5枚合成し、コントラストを上げた。

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2007年11月18日 (日)

木星会議2007

木星会議2007
Img_9611s  昨日から今日にかけて滋賀県にあるダイニックアストロパーク天究館において木星会議を実施した。国立天文台の元台長である海部宣男先生が「解けた冥王星の謎と新しい太陽系の姿」と題して講演していただいた。内容は、昨年プラハで行われた国際天文学連合での惑星の定義の内容を判り易く説明され、大変面白くお話していただいた。海部先生は、元総理である海部俊樹氏のいとこにあたる人で、どことなく似ているなという気がしました。木星会議の内容は、今シーズンに起こった木星の4つの現象について、過去の観測記録と比較しながらの議論を行った。とても詳細な内容で、私には少し理解できた程度で、木星面に現れた微細な模様の観測データから追跡したもので、数々の見地からドリフトチャートを作成し、模様の動きを捉えて木星面の気流の状況を推測していくものだった。毎年行われる木星会議であるが、新たなデータが加わると、過去の現象が明らかにされる場合もあるが、また次の疑問が出てくるのも確かである。昨晩、透明度が良く、寝る前にと思って撮影をしている間、大きな流星が北から南へ流れた。たまたま、カメラのシャッターを切った後に流れたため、見事な流星が写った。しかも、魚眼レンズで写していたものですから、ホームズ彗星や火星はもちろん、冬の星座を1枚に収めることができた。Img_9803sImg_9713s  Img_9693ss

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2007年11月15日 (木)

ホームズ彗星11月14日

ホームズ彗星11月14日
15171819sht  ホームズ彗星も、肉眼で見え始めから約20日経ってしまった。決して彗星らしい尾をたなびかせながらあっという間に消え去る彗星では無いが、肉眼でもはっきりと見え、望遠鏡のファインダーでは大きなコマを持った彗星独特の彗星状天体そのものの姿を見せてくれている。望遠鏡では、中心核もはっきりと見え、その中心核から噴出したジェットらしきものも一時期見えていた。見え始めのころは、惑星状星雲と見間違えるような姿も印象的だった。今後は、さらに光度が下がっていくものと思うが、淡くても長い尾が見えれば良いと思っている。本日11月14日は曇ってしまって見えない。昨晩は望遠レンズ(200mm)でも素晴らしい姿に写った。少しトリミングをしてみたが、次回撮影には400mmの望遠レンズで狙ってみようと思っている。868788sht 37383940lsht

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2007年11月14日 (水)

ホームズ彗星11月12日

ホームズ彗星11月12日
Img_9557st  一昨日、季節風が吹いた中でのホームズ彗星は、時折雲間から顔を覗かせ、透明度は良いものの雲に邪魔され、思うように撮影ができなかった。ドームの上にカシオペア座、ペルセウス座、ぎょしゃ座、おうし座が見え、他の星とは違った様子に写っている。光度は維持しながら、見かけの大きさは順調に大きくなっている。ここのところ雨は降らない、降ってもすぐに上がるが、雲が多い状態となっている。魚眼レンズでの撮影でもホームズ彗星は確実に写ってくれるから楽しくなる。これは、ホームズ彗星が明るいこともありますが、見かけの大きさが大きいこともあるためだと思う。Img_0050s Img_9563ls

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2007年11月11日 (日)

ホームズ彗星11月10日

ホームズ彗星11月10日
404142ssch  11月10日のホームズ彗星は、雲も多い天候となりましたが、なんとか撮影できました。いつまで楽しめるのか、これから月明かりの影響が出てくるので、月が沈むのを待ってからの撮影となります。11月中旬にはホームズ彗星の見かけの大きさが満月程になるとの予想ですが、さらに暗くなって見難くなることは確かです。国立天文台では「ホームズ彗星を眺めよう!」キャンペーンを実施中ですが、私もキャンペーンに参加し、記念の画像をいただきました。PC用として1280×1024サイズ、1024×768サイズ、800×600サイズおよび携帯電話用の画像240×320サイズが用意されていますので、皆さんもキャンペーンに参加してみてください。なお、キャンペーン期間は、12日(月)の朝までです。1109_4041424344sch1110_404142schrt 800_600

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2007年11月10日 (土)

ホームズ彗星11月9日

ホームズ彗星11月9日
5556575859st  11月9日のホームズ彗星は、11月7日から比べても、さらに暗くなってきました。しかし、みかけの大きさは順調に大きくなってきています。昨晩の夜半前になってやっと雲が取れ、ホームズ彗星の移動を確認後、双眼鏡でも見ました。中心付近の光度はさすがに落ちてカメラのファインダー上では見難い状態でした。さて、10月25日以来、晴れればホームズ彗星を撮影しましたが、ホームズ彗星の移動と大きさの変化を一枚の画像にしてみました。モザイク合成をしたのですが、空の状態や露出時間および感度調整のため、画像の濃度が区々で少し見苦しくなりました。ホームズ彗星の移動と大きさの変化が判ります。地球から遠い場所にあるため、移動はゆっくりなのですが、このように一枚の画像にしてみるとなかなか楽しめます。10252728311102030709ts 10252728311102030709l

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2007年11月 8日 (木)

ホームズ彗星11月7日

ホームズ彗星11月7日

1617181921ss    11月7日のホームズ彗星は、4日ほど見ていなかったのですが、11月3日に比べて確実に大きくなっています。さすがに淡くなってきましたが、暗い空だと不気味に見えることは確かです。真っ暗な空の下で見たいものです。双眼鏡では、他の星とのコントラストが素晴らしく、200mmの望遠レンズで撮影したものを載せます。31cmの直接焦点では、もうすぐ視野からはみ出る大きさで、核の近くもコマが薄らいだせいで短いながらも尾のような構造が見られます。これからも、楽しみな対象のホームズ彗星ですが、こんなに長い期間明るい状態で見えるのは、太陽からの距離が長いことと膨大なガスや塵が核から噴出した賜物ではないでしょうか。414243

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2007年11月 4日 (日)

ホームズ彗星11月3日

ホームズ彗星11月3日
110221222425_11033435363738t  11月3日のホームズ彗星ですが、少し暗くなってきたようです。昨晩と比べて透明度も低く、感度をISO=1600まで上げてしまうと、カブリがひどくなります。11月2日の画像に11月3日の画像を重ねると大きさが変わっているのが判ります。11月4日の夜は、曇ってしまうようでしばらく天気も悪い予報がでていますので、次回見るホームズ彗星はどうなっているのか気になります。初観測のホームズ彗星10月25日から11月3日までを同じ縮尺で比較してみました。17pholmes_10251103

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2007年11月 3日 (土)

ホームズ彗星画像3種

ホームズ彗星画像3種
200711021500  11月2日のホームズ彗星ですが、月の出までの間は、久々の快晴に恵まれペルセウス座の中に見えるホームズ彗星が良く見えました。双眼鏡(80mm×20)では、彗星核や回りのコマも充分に見え、透明度も良かったので、不思議な彗星の姿と他の星のコントラストが素晴らしい眺めでした。
31cm反射と、135mm望遠レンズおよび50mm標準レンズでの撮影で、撮影しました。まだまだ楽しめそうです。国立天文台によれば、今月中旬にはほぼ満月と同じぐらいの大きさまで大きくなるそうですが、明るいコマの部分が拡散するため、明るさは暗くなってしまうようです。20071102135 2007110250

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2007年11月 1日 (木)

ホームズ彗星のその後

ホームズ彗星のその後
34s45str  10月30日、31日のホームズ彗星を撮影しました。見かけの大きさが、さらに大きくなっていますが、輝度は少し落ちてきたようです。写真に撮れば、見かけの大きさが大きくなったせいで、明るく写ります。もちろん肉眼でもはっきり見えますが、ペルセウス座の形が変わってしまっています。画像は31cmの拡大とほぼ16時間の移動と望遠レンズ(200mm)と広角レンズ(30mm)です。200mmの画像は、とても昔のレンズとは思えない写りです。元画像を拡大してみても細部が見えています。
さて、このホームズ彗星ですが、ペルセウス座の中をゆっくりと動いて、このままゆっくりと暗くなって行くと思われますが、いわゆる彗星の尾が見えないのが残念です。Img_0030st Img_0063st Img_0097sst 17phplmes071031
 

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2007年10月30日 (火)

ホームズ彗星16時間の変化

ホームズ彗星16時間の変化
2007102728str  ホームズ彗星(17P/Holmes)の16時間あまりの変化を1枚の画像にしてみた。ここ数日で、いろんな画像がインターネット上に掲載されている。アストロアーツに投稿された画像も色々な機材と手法で表現されている。どの画像も明るいとのコメントが目に付く。核の大きさは変わらないのですが、その核を取り巻くコマが核を中心として同心円状に拡がっているのでは無く、偏心して拡がっている。遠くにある彗星のため、急激な光度の変化は無いのですが、バーストを起こしたために核から拡がるガスか塵が急速に拡がっているのが判る。今日も夕方から雨が降ったので、ホームズ彗星の撮影は諦め画像の加工処理をしてしまいました。

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2007年10月29日 (月)

昨晩のホームズ彗星

昨晩のホームズ彗星
200710280017  昨朝のホームズ彗星(17P/Holmes)に比べてコマの部分がより大きくなっているのが判る。移動量は遠くにある彗星なので高速では動かない。相変わらず核を中心として3重構造に見えるが、コマの濃い部分は偏心しているが、外側のコマは核を同心として見えている。月明かりが無くなるまでに、このままの明るさを保持していてくれれば良いのですが。今晩は、天気が悪く撮影には適しない。今日は早めに寝ようと思っている。200710289222

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2007年10月28日 (日)

今朝のホームズ彗星

今朝のホームズ彗星
Img_00560002st  昨晩は木星観測後、直ぐに雲が空一面を覆ってしまったので、早めの消灯でしたが、午前3時ごろふと目が覚めたので、外を見ると月光を受けて景色が良く見えたので、早速ホームズ彗星(17P/Holmes)が気がかりになり、見てしまいました。ホームズ彗星(17P/Holmes)の今朝の状況は、一昨日と比べて明るく見えました。望遠鏡で覗くと一昨日よりも核は小さくなったようですが、コマが大きく見えるようで、双眼鏡で見ても大きいと感じました。ですから、肉眼で見ると彗星の見かけの大きさが大きく見えることから、光度も上がったように見えるのかと感じました。写真でも判るのですが、核の回りの明るさは同心円状から少し偏心しているのが判ります。こんなに明るい月光を受けているのですが、肉眼でも双眼鏡でも良く見えました。今晩も晴れれば観測してみようと思っています。Img_00150001st

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2007年10月26日 (金)

ホームズ彗星

ホームズ彗星
Img_9108st  昨晩のNHKニュースを見ていたら、40万倍も明るくなった彗星が見えているとの報道があり、さっそくインターネットでこの彗星の内容を調べたら、なんと一晩中見えることが判り、早速屋外へ出てみると満月近くの月が雲に入ったり出たりと雲が多く、この彗星が見える方角はベタ曇りであった。でも、粘っていると夜半前には晴れ間が出始め、双眼鏡で彗星がある方向を見ると明らかに恒星と違った明るい星が見え、望遠鏡で覗くと、なんと核らしき物と核を中心に大きなコマが広がっているのが見えた。望遠鏡の直接焦点で撮影すると、惑星状星雲にそっくりな姿に写った。肉眼でもはっきりと見え、ペルセウス座のアルゴルよりも少し暗いかなといった明るさで、月明かりを物ともせず見えていた。こんな彗星を初めて見た。インターネットでは、10月23日には17等星の明るさであったようですが、24日には8.4等星んもなったことが書かれていたが、この日は3等星よりも少し明るいかなといった状態だった。ホームズ彗星(17P/Holmes)は太陽から2.4天文単位の距離にあり、次第に遠ざかっているのですが、何故このようにほんの2日程度の期間で明るくなったのか解析が待たれるところです。国立天文台のニュースアストロアーツのページに詳しい記事が載っていますので、ご欄ください。
なお、撮影後には再び曇り、雨まで降り出したのには驚きました。ペルセウス座に見えたホームズ彗星の姿と近くの星々(スバルが確認できます)拡大像(望遠鏡で撮影)も掲載します。Img_9145st Img_9161st Img91709172st

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2007年9月 9日 (日)

月と金星

月と金星
Img_8540rs  月齢26.8の細い月と金星が上がってきた。午前2時30分に起床し、火星を観測し始めたが、透明度シーイングとも悪く、思うような火星の模様が見えない。2時間程見ていたが、一向に改善の兆しがないため諦めようとしたところ、月と金星が東の空に丁度見え始めた所だった。透明度は決して良くなかったものの、とても美しい光景となった。細い月に地球照が見えデジカメでなんとか撮影した。金星も輝いて、冬の星座であるオリオンや大犬および小犬が貧弱な光に見えた。金星はだんだんと出てくる時刻が早まり、冬の明け方には高い所までやってくる。昨日の日中は30°を越えているが、今朝にはなんとか熱帯夜だけは免れ、24°まで下がった。でも、家の中は犬が逃亡したり、網戸を突き破らないよう2箇所を除いて閉まっているため非常に暑い。今も、ブログを書いている横で寝転んでいる。Img_8572rs Img_8594

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2007年9月 4日 (火)

系外星雲

系外星雲
Ngc4631_2   天気も悪く、昔撮影した冷却CCDの元画像が出てきたので、画像処理を試みました。以前のPCのスペックでは画像処理に時間がかかることから面倒なこともあり、処理をしていませんでした。冷却CCDの元画像は16ビットのモノクロ画像ですが、三色フィルターを使って撮影していたことから、LRGB合成によってカラー画像化しました。CCDでの撮影でしたから、画像情報も完全に残っており、撮影時刻はもとより、冷却温度、露出時間などがあるため、ダーク補正もなんとか行え、不充分な出来映えですが、割合と大きな銀河画像を得ました。エッジオン銀河のNGC4565、不規則銀河のNGC4631、渦巻銀河のNGC5236(M83)です。ピントおよびガイドが少し不良になりましたが、なんとか絵になりました。いずれも、2003年4月から6月にかけて撮影したものです。 Ngc4565_2 M83_2

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2007年8月29日 (水)

皆既月食

皆既月食
Img_8407  昨晩は帰宅が遅くなってしまいましたが、皆既月食の後半部分を観測することができました。皆既月食は皆既日食と比べて見られる回数も多いため、1986年10月6日以来何回も見ているが、何時見ても美しいと思う。前回が2004年5月5日、その前は2001年1月10日、その前は2000年7月16日で、回数は多いのですが、天候の具合や仕事のからみもあって、満足できた皆既月食は最近では2000年7月16日であり、この時は東京の江戸川の西岸の土手で見ていました。暑い日でしたが小さな望遠鏡とコンパクトデジカメで撮影したのを思い出しました。皆既中はほんとうに暗く、赤銅色を通り越し、赤黒く見えました。今回は、天気予報も曇りから雨の予報でしたし、夕方は雲っていたのと仕事に熱中していたため、気づいた時は、仕事を終え事務所の外に出た時でした。あっつ・・月が見える。月の下側から満月の明るさを取り戻しつつあった時で、大急ぎで自宅に戻り望遠鏡にカメラを付けて撮影を始めたのが午後9時近くで、雲があるものの、なんとか満月の明るさを取り戻す経過の模様を撮影できました。もう少し早く気づいていれば、と思うと残念です。天気予報は当る場合もありますが、自分で確かめないと場所によっては、ハズレもあるため、天体観測は絶対諦めず取り組むことが必要であると再認識しました。次回は、2010年12月21日です。赤い月を次回は撮影したいものです。

動画Moonec20070828は右端の大きな画像 Img_8471    Img_8445Img_8441Img_8434_4

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2007年8月28日 (火)

惑星ぜんぶ見ようよ☆

惑星ぜんぶ見ようよ☆
Planet2007t  国立天文台と日本望遠鏡工業会が主催している「惑星ぜんぶ見ようよ☆」のキャンペーンに登録し、見えた惑星を自己申告して国立天文台の認定証をもらうものです。星仲間のヨネヤンさんがご自身のホームページでゴールド認定証をいただいたとのことで、私も早速申し込み、大事に撮り残していた「天王星と海王星」を撮影し、申告しました。昨日、この認定証をいただけましたので、認定の証となった惑星8個の写真を掲示しました。金星や木星や土星は、毎年のように季節を選べば比較的明るい惑星ですので肉眼でもバッチリ確認できますが、火星となると、接近以外の期間では暗いため少し見るのが大変となります。さらに水星となると、太陽に近いためか条件の良い期間(ほんの2~3週間)を逃すと見ることができません。天王星や海王星は、一般の人はもちろん天文に興味を持っている人でもなかなか見ることができないようです。明るさは、天王星が5.7等、海王星が7.8等なので双眼鏡でも星図とにらめっこしての確認です。もはや望遠鏡で拡大して見て、その姿が円盤像かどうかの確認が必要です。
昨年まで惑星だった冥王星は、少し大きな望遠鏡でも見ることが難しい惑星でした。今や、8個の惑星から準惑星へと分類が変わっています。皆さんも見てください。そして、認定証をゲットしてみてください。ゴールド以外にも6個見た証のシルバーや、5個見た証のブロンズ認定証があります。もちろん地球はいつも見ていますよね。S

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2007年8月20日 (月)

火星

火星
10_20070818_050052_st518_wsl1_0_wv1  火星がだいぶ大きくなってきた。でも、普通の人にとっては表面の模様を見ることが難しいのも火星である。12月の小接近に向け、現在の大きさの7.6秒角からほぼ倍の大きさの15.8秒角になる。木星との見かけの大きさ比較では、現在、木星の視直径が40秒角であるから、火星の5.3倍もある。12月の小接近時でさえ、2.5倍も木星の方が大きい。木星の衝のころとの比較では、2.8倍もの差がある。火星の地表の模様はコントラストも低く、大変見難いものである。今の季節は、南半球で言うと夏至を過ぎたあたりで、地球から見ても、南側から見ている状況のため、南極が見えているはずである。しかし、夏至のため、極冠はほとんど見えない。12月のころの季節は南半球では秋の季節である。接近までの4か月、楽しみながら4倍の面積となる火星を観測したい。でもやっぱり小さいな。
本日の画像は、火星の有名な模様である大シルチス(SYRTIS MAJOR)が見えている。その上には明るく写ったヘラス(HELLAS)が見えている。20070817
31cm反射望遠鏡で撮影

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2007年8月12日 (日)

塩塚高原

塩塚高原
Photo  昨晩、徳島県と愛媛県の県境にある標高約1000mの塩塚高原へ星見に出かけました。昨年8月末にも訪れていて、昨年の失敗を教訓に、再挑戦の積もりでした。新月で土曜日ということもあり、勇んでみたものの、物凄い強風が吹き荒れました。風速15m程あったでしょうか?とにかく強い風で、まるで台風並か、冬の季節風のような音を伴う風でした。
南からの強い風で、雲は四国山地の南からどんどんと湧き、天頂付近で薄れるものの、北からのサーチライトに照らされ、透明度をよりいっそう悪くしているようでした。望遠鏡の直接焦点撮影など到底無理の状況で、不用意に立ってると、飛ばされそうでした。それではと、広角系のレンズをカメラ付け、気軽に撮影したものの、やはりEM-100赤道儀でも影響をモロ受けでした。途中で、若者数名がやってきて、流れ星のことを大声で話したり、10数名の家族がやってきて蛍光灯を付け「パーティをやろう」などと、これまた大きな声で騒いでいました。強風で戦意喪失の中、追い討ちを掛けるような迷惑は、どこも同じだと思うのですが、車の中に一時避難しておりました。気温は20度を大きく下回り、強風のためもあってか、ウインドヤッケを着て、ズボンに手を入れていても寒い状態でした。なんとか天頂に向け魚眼レンズで撮影した天の川が昨晩の成果でした。とほほ・・・
暑さ真っ盛りの中ですが、平地と比べると天国のような涼しさでしたが、涼しさを通り越して寒い思いをしたのは、初めてでした。北アルプスでの夏真っ盛りでさえ、夜空の星を見るのに寒さを感じたことはありませんでした。それにしても、四国中央市の回転サーチライトは、北東から放射し、南東の方角まで届くのですから堪ったものではありません。なんとかならないのでしょうか?
Photo_2 Photo_3 Photo_7 Photo_4 Photo_5 Photo_6

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2007年6月20日 (水)

月と土星の接近

月と土星の接近
Img_2577s  昨晩、月が土星の近くに見えていました。雨の後で、雲の多い中ではありましたが、雲間から月と土星の並んだ姿を見ることがなんとかできました。金星は山の端近くまで来ており、もう少しで沈むところでした。雲の流れが月の光を受けて、数秒の露出時間中に流れ、動いているように撮影ができました。月は地球照が見え、もう少し月齢が小さければ月の輝いている部分と欠けている部分のバランスが取れたと思いました。このように望遠レンズで撮影すると、僅か数秒でも土星や月や他の星も流れてしまいます。それと、もう少し早い時間に撮影できれば、風景も同時に写るのですが。天気と仕事の兼ね合いがあり、ほとんど絵になるような写真となりません。Img_2565s

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2007年6月17日 (日)

昨日の太陽面

昨日の太陽面
S20070616  私の観測では、太陽黒点は見えなかった。Hα光で見ても大きなダークフィラメントやプラージュを見ることができず、小さなプロミネンスが見える非常に静かな太陽面でした。太陽面も一様に見え乱れが見えないほんとに静かな様子が判るでしょうか?
 さて、梅雨に入ったものの、一向に梅雨らしい雨も降らず、一層水不足が深刻となってきました。今日から第三次取水制限となり、香川県への水の供給は半分になりました。早明浦ダムの貯水量も30%(例年ならこの時期には90%近くはあるそうです。)このまま雨が降ってくれなければ、と思うと不安になってくる。でも、雨が期待できない状況です。

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2007年6月13日 (水)

夕方の水星ほか

夕空の水星ほか
Img_2409ss  昨日に掲載した「同一夜の惑星」のうち、水星と金星と土星と地球の風景を入れた写真を撮影しました。特に、水星は太陽に近いため、見難い惑星であることを書きましたが、その状況が判る写真として掲載します。夕方の空には、まだ夕焼けの状態で、水星、金星、土星が「ふたご座」を挟んで並んでいるのが判ります。水星は夕焼けのオレンジ空の中であるため、特に目立ちません。光度も1.3等と金星の-4.3等、土星の0.6等と比べると暗く、慣れないと見えません。木星の方は、夜半前には「さそり座」にあって、-2.6等の明るさで南南東の空に見えていました。なお、本日、九州北部が入梅りだそうです。明日は、当地でも入梅りになると予想が出ています。Img_2411ss Img_2429s

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2007年6月12日 (火)

同一夜の惑星

同一夜の惑星
Mvjs20070610  梅雨に入る前の惑星を撮影してみました。そんなに条件は良くないものの、一晩に肉眼で見える惑星を4個(地球を入れると5個)見ることができました。残念なことに、火星が1個抜けています。撮影順は、まず水星(Mercury)、太陽が沈むと同時に撮影を開始し、空の青みが終わる薄明中になんとか三日月形の水星が撮影できました。地平線に近く、しかも見つけ難い惑星ですので撮影も大変です。
次に金星(Venus)、これは、非常に明るいため、太陽が出ている内から肉眼でも充分に捉えることができ、撮影は割合簡単ですが、表面の模様をなかなか見ることができません。この金星だけが、モノクロで赤外線で見た金星面です。ほんの少しばかりの濃淡が見えるようです。形は丁度、半月のような形でこれから段々と見かけ上、太陽に近づいていきますが、梅雨明け後もなんとか見ることができます。次に、今シーズンも終了近くとなった土星(Saturn)を撮影しました。何時見ても感動する惑星で、環が見える唯一の惑星でもあります。最後は、衝を迎えたばかりの木星(Jupiter)で、普段は小さな望遠鏡でも2本の縞が見えるのですが、今は異常な状態で南赤道縞が淡くなっています。
水星も金星も土星も夕方の西空に見え、木星だけが南東の空に見えるこの頃ですので、金星や土星や木星は、今しばらく見ることができます。水星はちょっと無理かな?

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2007年6月10日 (日)

6月10日の太陽

6月10日の太陽
S20070610t  昨日に続き、太陽面をHαで撮影した。昨晩も突然の雨が降り出し、惑星の撮影はできなかった。
大気が不安定のようで、太陽面の撮影時も透明度は良いが、シーイングが悪かった。Hα光で黒点の周囲を見ると、黒点の南側にあるフレアが複雑な形で面白い。昨日の太陽Hα画像と本日の太陽Hα画像を比較のため、同一画像にしてみました。プロミネンスは、昨日と本日では出ている場所も形も変わっています。ベスト画像はいつの日か?S20070610l S200706090610

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2007年6月 9日 (土)

本日の太陽面

本日の太陽面
S20070609295302ss  昨晩は雷雨に見舞われ、犬まで怯えてしまった。朝の内にも多少の雨が降ったが、午前9時ごろには太陽が顔を覗かせ、水不足の心配も消えないまま雨も止んでしまった。早明浦ダムの貯水量が平年の40%台まで落ち込み、二次取水制限の真っ最中で、梅雨にはなかなか入ってくれない。しかし、連日の天候は曇りが多い。このまま、空梅雨にでもなってしまったら最悪の状態で、この時期の渇水は初めての経験です。
 さて、晴れたので、太陽面を見てみると小さいD型黒点が中央面を過ぎ、西縁へと近づいているのが見えました。Hαでの観測では、この黒点を取り巻くように、黒点の規模に比べてやや大きい渦のような暗状フィラメントとフレアが発生しており、とても面白い眺めとなりました。プロミネンスも小さいものまで含めると9群を数えることができました。でも、活発なプロミネンスは見えませんでした。最近の太陽活動は、下降しきった状態に近く、黒点の発生緯度が赤道付近であり、高緯度黒点が発生すれば次のサイクルへと移行するのですが、まだのようです。Hα光と白色光で撮った写真を見比べると、随分と異なることが判ります。大災害にならないよう、また渇水にならないように適当な雨が降ってくれることを願う此の頃です。S20070609ls S200706092373w

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2007年5月23日 (水)

The Giant Planet Jupiter

The Giant Planet Jupiter

Jupiterbook  ロジャースが書いた「The Giant Planet Jupiter」ケンブリッジ大学出版を、やっと手に入れました。ネットで米国から送ってもらったのですが、送料と手数料で340円でした。この本の発注時(先月末)は、6千円台でしたが、今は送料込みが凡そ10,000円します。値上がりです。地方の本屋では絶対に入手できない本で、月惑の仲間内で何度か見たことがあった本でした。I氏には、特別に木星面の縞や帯の経度が掲載されている部分を見せていただいたりして、参考になることが多く書かれています。我々の惑星(木星)観測にとってバイブル的な存在です。全ページが英語で書かれているのが難点ですが、日本には、これ以上の本がありません。すこしづつではありますが、辞書を傍らに置いて読んでみたいと思っています。なんせ全ページが428ページもあり良い麻酔薬となりつつあります。皆さんも是非どうぞ。

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2007年5月20日 (日)

昨日の太陽

昨日の太陽Hα画像
Sh20070518st_1  寒気の影響で、雨が降ったり雲の多い天気でしたが、なんとか入手したデジカメのテスト撮影ができました。今までのOLYMPUSのC-2040やNIKONの950では得ることのできなかった画像が撮影可能となりました。8枚の画像を2枚づつ合成し、7回の合成を行い1枚の画像としました。
太陽Hα画像は、太陽の縁に見られるプロミネンスの明るさと太陽表面の明るさが極端に異なるため同時表現が難しく、トーンカーブ調整がなかなか旨くいきません。今まで使っていたデジカメではHα付近の感度が低く、コントラストも低い寝ぼけた画像でしたが、入手したデジカメではこの部分が良いように思いました。ダークフィラメントやフレアが黒点の周りを覆っているのと、太陽の縁に6か所ほどのプロミネンスをみることができます。なお、カラー画像では、ここまで表現できていません。画像処理を煮つてみようと思っています。擬似カラーでは今一歩ですので。
Sh20070518sc

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2007年5月 9日 (水)

太陽面(Hα画像)

太陽面
2007043077h  すっかり、ブログの更新が滞っていました。先月末に見えた太陽面のHα画像です。この太陽面を写したデジカメは、Hαの感度があまり良くないようで、ダークフィラメントがはっきりしません。しかも、空の状態が悪くコントラストおよびシーイングも良くなく、コントラストを上げたのですが、今一歩といった画像となりました。でも、よく見るとプロミネンスが5群ほど見えています。画面下方の黒点の東部には明るいフレアも見えています。
なお、この画像の方向は、上側が西、右側が北、下側が東となります。

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2007年4月15日 (日)

昨日の太陽

昨日の太陽

200704140059r  ここのところ、透明度も悪くすっきりとした太陽が拝めません。ずっと春のようです。気流も悪く、細かいところまで見えません。仕方なく、望遠鏡をワックス掛けしましたが、時折青空になるので、太陽を見てみたのですが、太陽のHα光でみると以外にプロミネンス(紅炎)が7か所出ていました。どれも小さなプロミネンスで、大きく発達するようには見えませんでした。口径6cmの望遠鏡に、コロナドフィルターを付け、OLYMPUSのC-2040ズームデジカメでの撮影となりました。久々の撮影で、ピント合わせもうまくいきませんが、なんとかプロミネンスは撮影できました。ほんとに、天気が悪いと天体撮影は困難になります。

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2007年3月21日 (水)

部分日食

部分日食
6t  またまた半休をしてしまった。何か天文現象があるたびに会社を休んでいるが、今回も例外無く休みである。朝から晴れてはいたが、うす曇りの天気で、時たま太陽が雲に隠れてしまう日であった。
 今回の日食は、大都会(東京、名古屋、大阪)では見ることのできない日食で、当地でも、食分が僅か0.014(欠けている面積は、0.1%程度)であった。肉眼の解像度ではとても欠けているのが判らないほどで、双眼鏡でも苦しい感じがした。この日食は、ユーラシア大陸(ユーロつまりヨーロッパとアジアをプラスした地域)の東部とアラスカの一部で見られる日食でしたが、いよいよ次回(2009年7月22日)は、日本での皆既日食です。
 奄美大島と種子島との間にあるトカラ列島で太陽が完全に月に隠される英語で標記すると「TOTAL SOLAR ECLIPSE」です。
 今から旅費を積み立てておかないと行けません。なんせ、トカラ列島は船でしか行けません。といっても、ヘリポートはあるようで、ヘリをチャーターすれば行けないこともありませんが。Sun20070319tr

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2007年2月15日 (木)

土星の環の傾き変化

土星の環の傾き変化

Photo_22  1995年の環が見えなくなった年および最近の4年間の土星の環の傾き変化を一覧にまとめてみました。ここ毎年、太陽の近くで見難い時期を除いて土星の撮影をほぼ同じ機材を使用して撮影していますが、1年間でこんなに変化するのかと改めて感じました。土星は木星に比べて地球から遠く、木星ほど変化を捉え難い惑星ですが、シーイングの良い時は、思いのほか白斑が見えとても面白い惑星です。土星の極付近の変化は、惑星探査機にも捉えられていますが、地上からも継続的な観測を実施することで、見事に変化を捉えることが可能であると思います。
 また、どの惑星にも言えることですが、衝付近では、衝効果と呼ばれる現象も外惑星に共通する現象で、土星の場合は、大きく別けて外側からA環、B環、C環(C環は他の環に比べて淡い)と見えますが、特にB環が土星本体に比べて輝きを増すハイリゲンシャイン現象もここ数年の観測で衝において発生する現象であることが決定的になりました。
 このように土星においても、劇的に変化する火星や縞模様の変化が大きい木星と比べても決して引けをとらない惑星であると思います。次回の環の消失は西暦2010年のこととなります。皆様も継続的な観測をしてみてください。

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2007年2月14日 (水)

金星と水星がある夕暮れ

金星と水星がある夕暮れ

Img_8535  水星が2月8日に東方最大離隔(太陽から見て東の方角に最大離れる事象)となったが、夕方の天候が良くなく見ることができませんでした。その後12日になり、やっと夕方に水星の姿を確認できました。金星の右下10度ほどに水星があり、西方向の山端に隠れようとしていました。自宅からは東西南北に山があり、高度が低い対象物は見ることが難しいのが現状です。午後6時過ぎに撮影した金星と水星の姿をご覧ください。
 この水星(Mercury)は、かのガリレオでさえ見たことの無いとの逸話もある惑星で、非常に見ることが難しい惑星です。光度は-1等星ほどの明るさですが、太陽から離れることが無いので、明るい中でしか肉眼では見ることができません。金星の拡大画像はこちら。V20070212

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2007年2月12日 (月)

衝を迎えた土星

衝を迎えた土星
S2007021109  昨晩、土星が衝(地球から見て太陽の反対側に来る事象)を迎えました。しし座の頭近くにあり、雲が多い日でしたが、比較的シーイングが良い時があり、なんとか土星の環が写りました。環の傾きもちょうど良い感じで、まさに土星の姿を代表する見え方になっています。毎シーズン、衝のころになると衝効果と呼ばれる現象が起こりますが、今シーズンも衝の前後1~2週間程は、土星本体よりも環の方が明るく見え、特にB環が明るく見え、輝いているのが判ります。美しく見える土星の姿と比較するため、1995年の土星を横から見た画像もご覧ください。ひさびさに、天体画像を載せました。S19950822 S20070124

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2006年12月31日 (日)

プレアデス星団の食

プレアデス星団の食

262749505758r  今年最後の天文現象として、本日の夕方からしばらくの間プレアデス(スバル)星団の食(月が星を隠す現象)がありました。2006年の最後として、天候に恵まれ(雲は無く、風も無く、しかし透明度は悪かった)なんとか楽しめました。プレアデス星団の前を西から月が隠して行き、ケレーノ、エレクトラ、タイゲタ、マイアと隠して行き、プレアデス星団の一部が隠れました。肉眼では月の明るさに星の光が負けてしまって、見ることは至難の状態です。双眼鏡や望遠鏡で見ると、次々と星を隠すのが見え楽しめました。もう少し月齢の良い時に見たいものですが、天文現象は天候に左右されるため条件が良くても悪くても、まず見ておかないと、なかなか見ることができません。来年にもスバルの食がありますが、どうなることやら。
 これから、土星を見なくては・・・今年最後の土星観測になりそうです。
Capture_0002726r Capture_0005049r

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2006年12月23日 (土)

新しいカメラのテスト

新しいカメラのテスト

20061222m42_2  新しいカメラの実力を発揮できない天候が続いています。冬なのに透明度が悪く、しかも気流の状態も良くありません。
土星も見ごろを迎えているのですが、12月の天候は近年まれに見る天候の状態では惑星も星も”さっぱり”です。天気予報では晴れといっても、最近は晴れずに曇りや雨が多く、このごろは、良く聞くと”概ね晴れるでしょう”に変わっています。
 
オリオン星雲スバル星団を撮影しましたが、透明度が悪い状況で、しかも自宅からの撮影です。フィルムの撮影ではこうは写りません。寒々とした冬空になって欲しいものです。オリオン座は、冬の代表的な星座ですが、この星座の中心部に淡く広がった雲のような場所にこのオリオン星雲があります。赤い色のオリオン星雲ですが、オリオン星雲の中心部では星が作られているとのことです。

 また、オリオン座の左肩上部、つまり方角で言うと北西の位置におうし座のスバルがあります。スバルは和名で、プレアデス星団とも言われます。若い星星の集まりで、肉眼でも6個ほどの星が見えますが、双眼鏡で見るとなお一層、美しく見えます。20061222m45

写真はいずれも昨晩、10cm屈折望遠鏡で撮影した写真です。EOSKissDigitalX

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2006年12月 9日 (土)

新しいEOS

EOS Kiss Digital X

Img_7723r_1   新しいEOSが我が家にやってきました。今日、カメラ店へ年賀状のプリントを受け取りに行ったら、EOSが安く店頭に並んでいたのが目に止まり、カメラがオイデオイデと囁くので、ついふらふらと近づいてしまい、遂に決断してしまいました。まさしく、我が家に行きたい行きたいと、訴えているようでしたので、引き取りのため、再度カメラ店へ直行しました。
 3年半ぶりの一眼デジカメ購入です。有効画素数1010万画素、今までのEOS Kiss Digitalと比べて起動時間が格段に早くなったことと、液晶モニター画面が大きくなったことが画素数の増加以外に感じました。後はAFのスピードや連続撮影枚数の増加がどのように効き目があるのか楽しみです。
 ボディの塗装面は、旧機種よりもいくらか高級感は出ましたが、モード切り替えダイアルが”ちゃち”になってしまいました。
今までの機種よりも電池が小さくなったことも重量面では評価できるのですが、外部電源アダプター(MyBatteryPro)の用意が必要となります。ボディが2つになったことで、故障リスクも半減です。Canonのページ
 天気が悪くて星を撮る事ができませんが、今後、使用感も含めてレポートしたいと思います。

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2006年12月 2日 (土)

木星会議のCD-ROM

木星会議のCD-ROM

 本日のお天気は、お昼過ぎからの凄い雨と雷鳴に見舞われました。車での移動中でしたが、ワイパーを高速で作動させても見えなくなるくらいの雨で、わき道にそれた所でしばらく退避したぐらいです。雷の大きさも、この季節にはあまり体験したことがない程の規模で、雷が過ぎた後、何故か渋滞の中に入って、その大きさに気づきました。なんと、信号機が作動していないのです。その後、夕方には急激に気温が下がり始め、風も強く冬本番になったようなお天気でした。なお、午前中は、なんとか太陽の黒点を見ることができました。

 Img_7669 9月に開催した木星会議のCD-ROMを大量に作成中ですが、手間がかかります。会議に参加された方は、もうしばらくおまちください。平凡なデザインですが、容量は621メガバイトになり、会議の模様を撮影したビデオと、写真と研究発表を収録しました。Img_7666_1

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2006年11月13日 (月)

大きな黒点

大きな黒点
 S20061112l 水星の太陽面通過を観測していて、東縁に大きな黒点があるのに気付きましたが、その後太陽面を見ることができませんでした。昨日やっと太陽が見えたものの、お昼には雨が降出してきました。なんとか1枚撮影しましたので、その拡大画像をお見せします。大きな黒点で、H型に当たります大きさは、黒点の本暗部は地球の何倍もありそうで、その黒々とした姿は異様に感じます。星仲間のヨネヤンさんのHP「星への誘い」にも出ていますので、ご覧ください。

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2006年11月 9日 (木)

水星の太陽面通過

水星の太陽面通過
2006110904  今朝は、2003年5月7日以来の水星の太陽面通過であった。これから先、日本で見ることができるのは、26年後の2032年11月13日まで待たなければならない。後、26年後である。26年も待たなければならないが、果たしてこの世に生きて居るのだろうか。前にも書いたが、私が初めて水星の太陽面通貨を見たのが1970年5月9日(土曜日)の高校生の時であった。当時は、土曜も授業があったのだ。しかし、学校へは行ったが授業はサボリであった。それ以降、何回もこの現象を見たのだが最初は太陽の光を弱めるのに失敗し、良い写真は撮れなかった。この時はもちろんフィルムカメラで、学校のNikonFを使った。
 その後、ビデオカメラやデジタルカメラを使って撮影を行ってきた。後26年もすると、何を使って記録することになるのだろうか。Sm20061109tt (動画は上が西の方角で、水星が上へ動いて行きます。)

 今日も、会社を半休にしてしまった。天文現象が起こる度、休暇を取るのだが、数日前から会社の皆に、何の現象が起こるか聞かれて説明するのが大変です。Capture_0004072

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2006年11月 2日 (木)

昨晩の月

コペルニクス

 0506s コペルニクスは月面のほぼ中央の少し西側にある大きな光条を持つクレーターです。コペルニクスは、10億年ほど前に出来た新しいクレーターで、直径は90kmあります。クレーターの真中に中央丘が見え、太陽光線の当る角度によって、見え方が変化するため見応えがあります。普段は月を撮影しないのですが、土星は明け方、他の大きな惑星は観望に適さないのでここ3日間ほど月を撮影していました。透明度やシーイングに恵まれず、最良の写真は得ることができませんでした。

クラビウス

 0905s 月面の表側最大のクレーターで、直径は230kmもあり、月の南部の真中に見えます。

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2006年10月29日 (日)

海王星ほか

海王星
Nep20061027s  やぎ座に見える海王星を撮影してみました。望遠鏡で見ると、青白い円盤像に見えますが、表面模様はほとんど見えません。やぎ座のι(イオタ)のすぐ北にあり、双眼鏡でなんとか見える明るさです。
例によって、EOSKissDigitalをFC-100(10cm、焦点距離は800mm)に取り付け、カメラの感度はISO800を使用しました。視野は狭く、ファインダー上では見えないのですが、ιを画面の左下に入れると丁度、右上に海王星が入りました。海王星のすぐ上の星は、海王星と同じ光度なのですが、海王星よりも暗く写っています。海王星のほうが面積があるため、明るく写るのではないかと思います。

獅子と土星
Leosaturn  夕方の海王星を撮った後、明け方近くに土星が昇ってくるので一端就寝し、朝3時に起床して土星を撮影しました。途中、雲が多く土星の拡大撮影も途切れ途切れで連続性に欠けました。薄明が始まるころになってようやく、東の中天に輝く土星と獅子座を撮影できました。

北斗七星

Uma  また、北東の空には北斗七星が昇ってきていました。今の季節になると、明け方には冬を通り越して、春の星座が見えてくるようになっています。

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2006年10月18日 (水)

土星

土星

 S20061017 土星がだいぶ見やすくなってきました。今朝の土星です。

相変わらずの透明度の悪さで、画像が露出不足もあって青くなってしまいました。撮影を始めたころは、とても土星が見えるとは思っていなかったのですが、いつもの時間に起床し、土星が見え始めるのをじっと待っていました。

 西空から、だんだんと雲が切れ始めたのですが、なかなか東の空まで雲が切れず、オリオンや大犬が見えてきてやっと、土星が東の中天で見えました。午前5時前から土星が見え始め。それからは、空も薄明がどんどんと進み、午前6時にはすっかりと青空となってしまいましたが、うす雲は残っていました。環の傾きもだいぶ水平近くとなって、土星自体が昨年に比べて小さく感じました。これからが、土星のシーズンですが、今シーズンはシーイングとの戦いになりそうで、12月ごろまでは、早朝の観測が続きそうです。

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2006年10月17日 (火)

月と土星の接近

月と土星の接近

 2006101745s 今朝、月と土星が接近しているのが見えました。割合と透明度も良く、東の空の中天に土星が見え、その左下に月があり、夜明け前のすばらしい光景でした。月と惑星はよく出会うのですが、月が非常に明るい満月近くの場合は、その月の明るさに惑星の明るさが負けてしまうため、程よい月齢の月が美しく見えます。しかし、丁度出会う日や時間が地平線から出ていて、夜であることと、天候が良くなければ見えないことから、なかなかこのような光景に出会うことが出来ません。今回のように早朝の場合も、一般の人達は寝ている時間ですので、なおさらです。

 今朝のような月は、太陽の光が当っていない部分は地球の反射を受け「地球照」”ちきゅうしょう”と呼ばれる現象で、淡く見ることができました。画像を見ていただければ、太陽の光を受けていない部分に見慣れた模様が見えます。

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2006年10月15日 (日)

秋を感じる月

秋を感じる月

今朝、下弦の月を過ぎた月を天頂付近で見ることができました。中秋の名月からほぼ9日が過ぎ、下弦の月が輝いていました。上弦の月と比べて、太陽の光が当っている部分に海の部分が多く、月全体が上弦と比べて暗いため、より一層寂しく見えます。Img_7247r_1 20061015_1

後2日もすると、この月と土星が接近します。面白い眺めとなりますが、天候に恵まれれば、良いのですが。明け方の東の空を見てみてください。

月と土星を掲示しますので、ご覧ください。なお、月は、海と呼ばれる地名を青緑色で記入し、クレータは黄色で名前を入れました。表示は、アニメーション動画にしています。

土星は、来年2月の衝(太陽の反対側の位置に来ること。つまり、太陽-地球-土星となる状態)となるので、これからがシーズンとなります。S20061015_1

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2006年10月 9日 (月)

冥王星の動き

冥王星の動き
 昨晩、今晩の2日間の冥王星の動きを捉えてみました。通常は肉眼で見るため、木星や土星はそれぞれ12年、30年で全天を一周するため肉眼でも毎年動くことが判ります。しかし、冥王星は約250年かけて天を一周するのわけですから1年でもほとんど判らず、ましてや1日ぐらいではまったく移動が判らない(当然、肉眼では見えない14等星)のですが、望遠鏡を使って撮影すると動きが判ります。昨晩は透明度が悪く、暗い星が写りませんでしたが、今晩は時折うす雲が出たのですがずっと良く写りました。